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GeminiなどのチャットとAntigravityの機能を組み合わせた個人開発のサイクル

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Last updated at Posted at 2026-02-14

個人開発において複数のLLMを併用する際、モデル間での文脈の不一致や、過去の設計判断が反映されないといった課題があります。
プロジェクト全体の意思決定を行うAIチャット(Gemini)と、実作業を行うIDE(Antigravity)を明確に使い分けることで、一貫性を保つ手順をまとめました。

作業場所とモデルの役割分担

作業場所 役割 使用モデル 内容
AIチャット 全体管理・設計確認 Gemini (Pro) 仕様定義、設計の整合性確認、全体進行の管理
Antigravity 詳細設計 Claude 3.5 Opus 依存関係を考慮した具体的な実装計画の策定
Antigravity 実装・テスト Claude 3.5 Sonnet コーディング、テスト作成、エラーの自己修復
Antigravity 記録・PR作成 Gemini (Flash) メモリ(Serena)への記録、PR本文の作成

開発サイクル

1. プランニング 【AIチャット】

プロジェクト全体の状況と、Serenaから書き出した過去のADRを把握させた上で、新機能の設計方針を決定します。

プロンプト例:

「通知ログの保存機能を検討しています。過去のADRの内容を前提に、既存のDB設計や命名規則と整合性の取れた実装案を提示してください。」

2. 詳細な実装プランの作成 【Antigravity】

AIチャットで決まった方針をAntigravityに持ち込み、コードベースに即した計画を立てます。

プロンプト例 (Opus + Context7):

「Geminiで作成した設計案をもとに、実装プランを作成してください。Context7で現在のコード構造を確認し、変更が必要なファイルを特定してください。」

3. 設計内容のレビュー 【AIチャット】

Antigravityで作成したプランを再度AIチャットに戻し、全体の仕様やルールに沿っているか最終確認させます。

プロンプト例:

「Antigravity(Opus)が作成した実装プランをレビューしてください。既存の共通コンポーネントとの重複や、当初の仕様から外れている箇所がないか確認してください。」

4. 実装とテストのサイクル 【Antigravity】

レビュー済みのプランに基づき実装します。テストを先行させ、エラー時はContext7の情報を元にAIに修正を行わせます。

プロンプト例 (Sonnet + Context7):

「プランに基づき、まずテストコードを作成してください。その後、テストが通るまでContext7でコードを読み込み、実装と修正を繰り返してください。」

5. 設計判断のメモリ保存 【Antigravity】

実装中に決まった新しいルールを、Serenaのメモリに記録します。

プロンプト例 (Flash + Serena):

「今回の実装で決まったルールを、新しいADRとしてSerenaに追加してください。次回以降、この内容を前提に回答してください。」

6. PR作成 【Antigravity】

変更内容を整理し、人間が確認すべき点と共にPRを作成します。

プロンプト例 (Flash):

「変更差分を要約してPRを作成してください。人間が重点的に確認すべき箇所を箇条書きで添えてください。」


まとめ

Geminiなどのチャットでプロジェクトの全体像と設計の整合性を管理し、Antigravityで実装と文脈把握(Context7)、記憶の保持(Serena)を行う構成です。
場所と役割を分けることで、AIとの開発における手戻りを軽減し、一貫性のあるコードベースを維持しやすくなります。
また、仕様書をきちんと作っている場合、AIチャットで行っている部分でNotebookLMなどを活用するのも効果的だと思います。

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