はじめに
Windowsでは Win + V でクリップボード履歴が使えますが、
Mac標準機能だと「直前の1件」しか保持されません。
この記事では、MacでもWindowsのようなクリップボード履歴を実現する方法を解説します。
ゴール
- Macでクリップボード履歴を使えるようにする
- Homebrewで簡単に環境構築する
使用ツール
- Clipy
→ 軽量でシンプルなクリップボード管理アプリ
前提
- macOS
- Homebrewがインストール済み
Homebrew未インストールの場合
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
手順
1. Clipyのインストール
brew install --cask clipy
--cask とは?
- GUIアプリ(.app)をインストールするためのオプション
-
/Applicationsに配置される
2. Clipyの起動
open -a Clipy
または Launchpad から起動できます。
3. 【重要】初回起動時の設定
① Rosettaのインストール(Apple Siliconの場合)
起動時に以下のようなダイアログが出る場合があります:
「Clipyを開くにはRosettaをインストールする必要があります」
これは:
- ClipyがIntel Mac向けアプリ
- Apple Silicon(M1/M2/M3)では変換が必要
という理由です。
👉 そのまま「インストール」でOK
② アクセシビリティ許可
- システム設定 → プライバシーとセキュリティ
- 「アクセシビリティ」
- ClipyをON
👉 これをしないとショートカットが効きません
③ 自動起動設定(推奨)
- Clipyメニュー → Preferences
- 「Launch at login」をON
基本操作
クリップボード履歴を表示
Command + Shift + V
👉 Windowsの Win + V と同じ感覚で使えます
履歴から貼り付け
- ショートカットで一覧表示
- 矢印キーで選択
- Enterで貼り付け
おすすめ設定(実務向け)
履歴数を増やす
-
Number of history items:100〜500
セキュリティ対策
パスワードが保存されないように:
-
「Exclude apps」に追加
-
例:
- 1Password
- Chrome
-
ショートカット変更(任意)
他アプリと競合する場合は変更可能
動作確認
- テキストを複数コピー
Command + Shift + V- 履歴が出ればOK
アンインストール
brew uninstall --cask clipy
補足:Rosettaを使いたくない場合
Apple Siliconネイティブの代替:
- Maccy
まとめ
- Mac標準ではクリップボード履歴は弱い
- Clipyを使えばWindows並みに強化できる
- Homebrewで簡単に導入可能
👉 開発効率がかなり上がるので導入おすすめです
おわりに
エンジニア的には:
- コードスニペット
- SQL
- コマンド
の使い回しがめちゃくちゃ楽になります。