はじめに
Microsoft Fabric の進化は、日々追うだけでも大変なほどスピーディーです。
Microsoft Fabric Blog が主な公式情報の発信源ですが、
私が公開しているブログ更新レポートでは、ここ3か月で 150 本以上のブログ記事が公開されたことを確認しています。
Fabric が発表されて以来、毎週のように新しい機能や改善が登場し続けている状況です。
しかし、日本のユーザーにとって Fabric がすぐに使いやすい状態で提供されているとは限りません。
- 翻訳品質の差
- UI の使い勝手の問題
- 新機能やプレビューの突然の出現
など、Fabric のスピードとローカライズ環境のギャップを感じる場面は少なくありません。
そこで本記事では、Microsoft Fabric をより深く理解し、ユーザーとしてプロダクト改善にも協力するための方法をまとめて紹介します。
Fabric の UI上の導線
Fabric の UI の右上ボタンにはフィードバックを Microsoft に送信するための導線が存在します。
テナント設定で有効になっている必要があります。

参考:https://learn.microsoft.com/ja-jp/fabric/fundamentals/feedback
フィードバックの送信
フィードバックの送信 をクリックすると、このような画面でフィードバックを送信することができます。
Fabric Idea
アイデアを送信する をクリックすると、Fabric Ideas サイトに遷移し、グローバルのユーザーの新機能アイデアに投票、または自分のアイデアを起票することができます。
Suggest an idea から起票画面に移動したら、魅力的な機能を提案、説明し、タグづけをして送信しましょう
起票時にエラーが出た場合は、プレーンテキストであることを確認して貼り付けるとうまくいきます。
GPT に英文を生成させるとよくあります。
PLANNED タグで採用に歓喜したり、ロードマップの発表時に「これ提案したやつと同じだ!」とニヤニヤすることもできます。
私のアイデア一覧で気になるものがあればぜひご投票ください。
Microsoft Fabric ユーザー パネル
Microsoft Fabric ユーザー パネル というものもあります。
Microsoft Fabric ユーザー パネルに参加して、Microsoft Fabric と Power BI の未来を形成します。 サインアップすることで、調査や 1 対 1 の会議を通じて、実際のエクスペリエンスとフィードバックを Fabric および Power BI 製品チームと共有できます。 これは、Fabric と Power BI の背後にあるエンジニアリング チームと直接やり取りする無料の機会です。 入力は、Microsoft が構築するツールとエクスペリエンスを向上させる上で重要な役割を果たします。
Fabric ユーザー パネルにサインアップするには、次の手順に従います。
Fabric ユーザー パネル サイトにアクセスして、詳細を含むオプトイン フォームを完成させるだけでなく、Fabric 関連の質問にも回答してください。 これらの質問は、お客様の興味や使用状況に基づいて、コミュニケーションとフィードバックの招待をカスタマイズするのに役立ちます。
あなたが最適と判断された Fabric の調査またはキャンペーンごとに、調査の詳細および参加方法についての正式な電子メール招待を受け取ります。
このユーザー パネルで質問がある場合は、 お問い合わせください。
引用:https://learn.microsoft.com/ja-jp/fabric/fundamentals/feedback#fabric-user-panel
という説明にあるように、製品チームとのディスカッションの場や、調査への協力の機会が提供されています。
コミュニティに参加する
国内外のコミュニティに参加することで、Fabric の最新情報を効率よく集めることができます。
Japan SQL Server User Group
Microsoft の Yang さんが主催する Azure Data コミュニティです。 私も主にこちらで発信の機会をいただいており、登壇資料は Speakerdeck にてまとめています。
今年からは、 Fabric / Azure Databricks などの Microsoft Data Analytics に関する勉強会も毎月開催させていただいています。
今月も開催しますので是非ご参加ください。
Power BI 勉強会
Microsoft MVP の方々が主催するユーザーコミュニティです。Power BI のユーザーならこちらへの参加もおすすめします。
Microsoft Fabric Community(公式コミュニティポータル)
Fabric の公式コミュニティです。
「?」ではサポートリクエストの起票や、MSLearnドキュメントベースでの対処策を検索してくれるボックスがあるのですが、
ここには、コミュニティで質問する というリンクもあります。
この先にあるのが、 Microsoft Fabric Comunnity ページ です。こちらのページには Fabric User を支援するためのコミュニティリソースが紐づけられています。
Workload 別 Forum
ワークロードごとに質問や議論をするためのフォーラムにアクセスできます。
Career Hub
Career Hubでは、どのように Micorsoft Fabric でキャリアを積み上げるか、ロールベースでのロードマップを確認することができます。
Fabric Super User program
Microsoft Fabric にはいわゆる Microsoft MVP Programとは別に、Fabric Super User program が存在します。
新機能のアクセスや、プライベートコミュニティへの参加など、Microsoft MVP に近いレベルの利点があることがわかります。
Azure Data Community / User Group
Azure Data Community は Microsoft に認定済みの MSSQL に関連するコミュニティリソースにアクセスすることができます。

- Sandeep Pawarさん(Fabric Customer Advisary Team)
- Mark Kromerさん(Azure Data FactoryのころからのETL製品PM)
などのLinkedinでの発信や、中の人のブログとして
といったブログを追いかけています。
なお、アジア地域を担当する Fabric CAT の Sui さん が発信している
てくてく日記 や、Docswell の技術資料 も 強くおすすめ です
おわりに
Fabric は驚くほどのスピードで進化し続けていますが、その一方で、
ユーザーの声が製品にダイレクトに反映されやすい時期でもあります。
これは成熟し切っていない新しいプラットフォームだからこそ起きる、非常に貴重なフェーズです。
日本のユーザーとして、積極的にアイデアを投稿し、コミュニティで意見を交わすことで、 Microsoft Fabric をより良いかたちで使っていければと思います。













