自己紹介
株式会社PRUMという会社の代表をしています。岩本です。
PRUM公式サイト
SES企業でエンジニアとして就業したのち、ヤフーでもエンジニアとして働いておりました。
2019年、PRUMを創業し、組織を5期目の途中で70名の規模まで成長させました。
エンジニアの成長について、誰よりも考え抜いてきた自信があります。
はじめに
近年、テクノロジーの進化は驚異的で、特にAIの発展はエンジニア業界に大きな変化をもたらしています。
この変化の中で、「市場価値の高いエンジニア」として存在し続けるためには、何が必要なのか?
これからの時代に求められるエンジニア像を3つの観点からお話しします。
1. 主体性が未来を切り拓く
エンジニアという職業ほど、主体性を評価される職業はないと思います。
システム開発業界は、まだ30〜40年ほどの歴史しかない未成熟な産業です。
建築業界のように確立された手法がないため、プロジェクトが失敗することも珍しくありません。
遅延、仕様漏れ、バグ……。こういった課題を乗り越えるためには、各メンバーが「自分の仕事だけやればいい」という考えを捨てる必要があります。
重宝されるエンジニアとは、自分の担当範囲を超えて全体に目を向けられる人。
問題を察知し、解決に向けて動ける主体性のある人です。
例えば、
- スキルレベル10 × 主体性レベル3 のエンジニア
- スキルレベル5 × 主体性レベル10 のエンジニア
この場合、後者の方がチーム全体の成功に貢献できることが多いのです。
エンジニアに必要なのは、プロジェクト全体を成功させる意識を持つこと。
これが主体性の重要性です。
スキルだけ高くて、人間力が低く、現場を切られてしまったエンジニアを何人も何人も見てきました。 せっかく努力してスキルを身につけたのにもったいない!
どんな人がチームに求められる人なのか?
僕はバスケをやるので、バスケで例えさせてください。
3ポイントがめちゃめちゃ上手い選手がいたとして「ああ、パスもらえたらスリー決めますよ」というスタンスでずっとコートの端で立ってるだけの人がいても役に立たないですよね。
リバウンドも取りに行くしディフェンスも頑張るし、なんならベンチに下がっても誰よりも声を出してチームを応援する。
プレーに粗が多少あっても、そういう人がチームから求められます。
そしてこれからAIの台頭により、100%シュートを決めてくれるロボットが登場します。(ずっと無理やりバスケに例えてすいません)
余計、受け身の人に価値はなくなります。
自分には今何が貢献できるだろう。 と考え続けられる人の価値がより高まってくるはずです。
2. AIの利活用ができる人が勝つ時代
今後のエンジニアにとって、AIを活用できるスキルは必須です。
AI技術は飛躍的に進化しており、これを活用できるかどうかがエンジニアの未来を大きく分けます。
2年後には、AIを使いこなせないエンジニアは仕事がなくなるかもしれない……
そんな危機感を持つくらいがちょうどいいでしょう。
例えば、
- 「プログラミングを10年やってきました」 というエンジニア
- 「プログラミング経験は3年だけど、AIの活用に長けています」 というエンジニア
この場合、後者の方が高く評価される時代が来ています。
AIは単なる技術ではなく、人間の作業を補助し、効率化するための強力なツールです。
AIを活用して仕事の生産性を上げられるエンジニアこそ、これからの時代に重宝される存在になるでしょう。
AI活用は、ヨーイドンで始まったばかり。今からでも業界No.1に誰でもなれるチャンスがあります!そして、プログラミング言語を習得するよりはるかに簡単です。
ここに乗らない選択肢はありません。
3. ビジネス力を持つエンジニアが生き残る
エンジニアである前に、まずはビジネスパーソンであることを忘れてはいけません。
技術力があれば十分だと考えるエンジニアも少なくありませんが、それは大きな誤解です。
- 「エンジニアだからコミュニケーションが苦手でも仕方ない」
- 「技術力さえあれば評価される」
こういった考えを持つエンジニアは、やがて頭打ちになります。
特にマネジメント能力や改善力、プロジェクトをリードする力が欠かせなくなっています。
AIが発展する中で、人間にしかできないこと、つまり 「チームを束ねる力」 や 「ビジネスとして利益を生む視点」 がますます重要になっているのです。
重宝されるエンジニアとは、技術だけでなく、チーム全体やプロジェクト全体を見渡し、価値を生み出せる人です。
重宝されるエンジニアになるための3つの行動指針
✅ 主体性を持って動く
自分の業務範囲にとどまらず、チーム全体やプロジェクトの成功を意識しましょう。
✅ AIスキルを磨く
AIツールや技術を積極的に学び、実践で活用する力を身につけましょう。
✅ ビジネス視点を持つ
エンジニアとしてのスキルを武器に、プロジェクトに利益をもたらす意識を持ちましょう。
最後に:変化に対応できるエンジニアを目指して
これからのエンジニアには、技術力だけでなく、主体性、AIの活用力、そしてビジネス力が大切 です。
環境が大きく変化する中で、こういった力を網羅的に伸ばしていくことが、今後「市場価値の高いエンジニア」として存在し続けるために必要なことだと思います。
ぜひ、「自分の仕事にどんな価値を提供できるか?」 を常に考え、日々の行動に落とし込んでいきましょう。
あなたも、これからの時代に欠かせないエンジニアになれるはずです!
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