自己紹介
株式会社PRUMの代表をしています、岩本です。
PRUM公式サイト
SES企業でエンジニアとして就業したのち、ヤフーでもエンジニアとして働いていました。
2019年にPRUMを創業し、5年で70名規模まで成長させる過程の中で、
エンジニアの成長について、誰よりも考え抜いてきた自信があります。
はじめに
「フルスタックエンジニアになりたい!」と思っている方へ。
また、すでにエンジニアとして働いているけれど、なかなか成長を実感できていない方へ。
フルスタックエンジニアを目指す道のりは決して簡単ではありませんが、正しいマインドセットとアプローチを持てば、着実に成長できます。
エンジニアは、コツコツ積み上げれば誰でも成長できる素敵な職業です。
今回は、フルスタックエンジニアを目指す上で意識すべき5つのステップを紹介します。
1. 足元を見てコツコツやること
高い目標があることは良いことです。ですがそれゆえに足元を見ずにフワフワしていると何者にもなれないこともあります。
目標が高すぎると、目の前の仕事がつまらなく感じることがあります。
例えば、テスター業務や保守作業をしていると、**「こんなことをやっている場合じゃない」**と思うかもしれません。実際それで退職してしまう人もいますが、まだ何のスキルもないうちに仕事を選り好みしている人に、良い環境は手に入りません。
仕事はあなたを成長させるためにあるのではなく、自分がアウトプットを残した対価として給与が払われるのが仕事です。学びと仕事を履き違えてはいけません。
そしてもっと言うと、どんな仕事も学びにつながります。
与えられた業務を着実にこなし、目の前の課題に真剣に取り組むことが、確実なレベルアップの第一歩です。
具体的なアクション
- どんな業務も「学びの機会」と考える
- 小さなタスクでも手を抜かず、丁寧に取り組む
- 焦らずに目の前の仕事を積み重ねる
基礎ができていないと、応用もできません。まずは足元をしっかり固めましょう。
2. 好き嫌いせずに挑戦する
例えば何十万円もかけてプログラミングスクールで特定の言語を学ぶと、「せっかく学んだのだから、この言語で仕事をしたい」と思う気持ちは自然だと思います。
しかし、一つの言語や技術にこだわると、できる案件が限られてしまいます。
エンジニアとして成長するには、必要に応じて新しい技術を学ぶことが不可欠です。
具体的なアクション
- 特定の言語にこだわらず、案件に応じて学ぶ姿勢を持つ
- どんな技術でもまずはやってみる
優秀になっているエンジニアを見ると、自分のやりたい技術を勉強している人ではなく、仕事の幅を広げ、その仕事で必要な技術をとにかく爆速でインプットし、成果に繋げている人だなと感じます。
「学んだ技術を活かす」よりも「必要な技術を身につける」ことを意識しましょう。
3. 「フルスタックエンジニア」が何かを理解する
フルスタックエンジニアというと、「たくさんのプログラミング言語を使える人」というイメージを持たれがちです。
しかし、実際には、案件ごとに必要な技術を学び続けた結果としてフルスタックになっている人が多いです。
一番の学習方法は、実際のプロジェクトで使うこと。
「この言語はできない」と避けるのではなく、自分の可能性を広げる意識を持ちましょう。
具体的なアクション
- 新しい技術に積極的に挑戦する
- 「フルスタック=何でも知っている人」ではなく、「必要な技術を習得できる人」と理解する
- 実際の案件で学ぶ機会を増やす
フルスタックは「目的」ではなく「結果」です。まずは目の前の案件で必要なスキルを身につけていきましょう。
4. 仕事の幅を決めない
「エンジニア=プログラミングだけ」と考えていませんか?
エンジニアの仕事はプログラミングだけにとどまらず、要件定義、設計、スクラムなどの開発手法、プロジェクト推進など、多岐にわたるスキルが求められます。
プログラミングスキルだけではなく、チーム開発やプロジェクトマネジメントの力を身につけることも、フルスタックエンジニアとしての成長につながります。
具体的なアクション
- 開発以外の業務にも積極的に関わる(設計、要件定義、プロジェクト管理など)
- リーダーシップを発揮できる場面を増やす
「フルスタックエンジニア=いろんな技術を使える人」ではなく、「プロジェクトの推進に一番貢献できる人」。
そう考えることで、成長の幅が大きく広がります。
5. 実務こそ最大の学びの場と思う
技術を学ぶ時間があると、新しい言語を勉強したくなる気持ちはわかります。
しかし、業務でまだ使いこなせていない技術があるのに、別の技術に手を出すのは効率的ではありません。
例えば「実務でJavaを使っているとします。まだプロフェッショナルとは言えないとします。成長意欲が高いので業務時間外も勉強します。技術力を上げたいから、Reactの勉強をします。」
こういうケース、結構多いです。
今の現場で100%の貢献ができていないのであれば、その技術習得に全力を注ぐべきです。
もっと言うと、その技術習得において最も効率的なのは、実際の仕事の中で学ぶこと、だと思っています。
具体的なアクション
- 業務で使う技術を徹底的に学び、習得する
- 業務時間外の学習も、仕事で活かせる技術を優先する
- 「学習のための学習」ではなく、「実務に直結する学習」を意識する
エンジニアは、実務を通じてこそ成長します。まずは今の業務に全力を注ぎましょう。
まとめ
- 足元を見てコツコツやること → 目の前の仕事を着実にこなす
- 好き嫌いせずに挑戦する → 言語や技術にこだわらず、必要に応じて学ぶ
- 「フルスタックエンジニア」の本質を理解する → 目指すのではなく、結果としてそうなる
- 仕事の幅を決めない → 要件定義やプロジェクト推進なども経験する
- 実務こそ最大の学びの場 → 仕事の中でスキルを磨く
最初は大変かもしれませんが、焦らず着実に取り組めば、確実に成長できます。
「フルスタックエンジニアになりたい」と思ったその瞬間から、もう成長は始まっています。
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