はじめに
この記事はHowtelevision Advent Calendar 2022 16日目の記事です。
初めまして、外資就活開発チームでリードエンジニア兼技術負債解消プロジェクトチームでリーダーをしております藤原と申します。
ハウテレビジョンにはほぼ未経験から5年ほど前に入社し、現在は技術面ではfrontend領域をメインで触ったり、エンジニアリングマネジメントやプロジェクトマネジメントも並行して行っています。
趣味は旅行とサッカー観戦です。
旅行は海外渡航約60ヵ国、サッカー観戦は本記事執筆時現在、サッカーW杯観戦のためカタールに長期滞在し、リモートワークで働きながらサッカー観戦を楽しんでおります。
カタールでの仕事の話は、本AdventCalender6日目の記事をご参照ください。
今回お話しすること
「スクラムチーム開発」の観点で、この半期外資就活チームで変えたことをお話しします。
元々外資就活の開発チームは2チーム体制(C向けの開発チームとB向けの開発チーム)で分かれていましたが、その2チームがこの夏頃に合体しました。私は元々B向けの開発チームのリードエンジニアをしていましたが、合体後は外資就活チーム全体を担当するリードエンジニアとなりました。
現在外資就活チームは13名のエンジニア(インターン生含む)が所属しており、日々一緒にプロダクト開発に勤しんでおります。
合体後のこの半期いくつか課題を感じる部分があり、その改善に向けてメンバーと共に動きました。
スクラムチーム開発
スクラムチーム開発を行っていく上でいくつか課題があり、既存の良い部分は残しつつ下記のような変更を行いました。
①チーム全体でスプリントゴール達成を意識できるように
「チーム全体がスプリントゴールを達成するために主体的に考える」ようなチームにしようとアクションしました。
それまでは定めていた目標に対して達成しようという強い意志がなく、間に合わないものは何となくズルズルと引き伸ばしされるような状態がありました。
これを改善するため、毎日行っているデイリースクラムでは、これまで進捗の報告に留まっていたものを、「ゴールに対して達成できそうか」「達成できなそうならその原因は何か、どうすればよいか」を意識的に話し合うように変更しました。
またスプリントMTG時に、ファシリテートを持ち回りで行ってスプリントゴール達成に主体性をもちやすくするなど「チーム全体がスプリントゴールを達成するために主体的に考える」ようなチームにしようとアクションしました。
さらにこれはチーム横断でやっていることですが、スクラム開発に関する知見を得るために読書会を行っています。メンバーもこの読書会に参加し、スクラム開発への理解を進めています。
②見積もりのやり方修正
「見積もりの精度が不正確」という課題に対して見積もり会のやり方を修正しました。
これまで見積もりはざっくり行うという方針で行っていましたが、どうしても見積もった数字に対して作業内容が多すぎたり、正確性に欠けるところがありました。
Issueごとに全員で作業内容の共通理解を持たせるべく、作業内容を議論して切り出し、懸念や不明瞭な点を洗い出して細かく見積もりを行っています。
これにより見積もりはより正確なものとなり、作業内容が明確なので実装時もスムーズに実装ができるという利点がある。
時間がかからないよう少人数でグループを分けて、グループごとに見積もりを行うようにもしました。
③エンジニアが企画面により関わっていくように
エンジニアが企画されたことをただ開発している状態になっているという点に課題を感じました。
企画提案が出ない理由として「ユーザーの理解の不足」があると考えていて、エンジニアメンバーがユーザーヒアリングに参加し、ユーザーの理解を高められるようにしました。
また企画について話し合う機会もなかったので、企画会議という「企画について話し合う会」を行い、PdMが叩きを作ってくれた機能に対してみんなでアイデアを出し合ったり、企画についての提案を募ったりするようにしました。
その結果、エンジニアがよりプロダクトへの理解・意識を持つようになり、全員でプロダクトをより良くしていこうという流れが醸成されつつあります。
最後に
今回紹介したものは、チームをよりよくするために行ったことの一部に過ぎません。理想の状態に向けて日々思考しております。
一緒に目標達成に向けて動いていただけるようなエンジニアメンバーをまだまだ募集中です。 ご興味を持っていただけましたらぜひお気軽に弊社採用ページよりエントリーをお願いします。