注意
本手順のキャンセル処理が必ず成功するとは言い切れないため、本記事によって生じたあらゆる不利益に対して責任を負いかねます。シードフレーズに関しては慎重に扱ってください。
経緯
Ethチェーンのガス代をケチってAverageの半分に設定をして進めると、6,7時間経っても詰まったままで困ったため。メタマスクでガス代を高く設定して、トランザクションを送信してもエラーが表示される。
結論
MEW Offlineを用いてトランザクションを作成し解決しました。
日本語の解説が見当たらなかったので、備忘録として手順を記載します。
手順
- 前準備
- トランザクションを送った端末、オフライン状態のパソコン
- MyEtherWalletリポジトリのReleaseより、最新版のMyEtherWallet-vx.x.x-Offlineをダウンロードして解凍。解凍したフォルダをUSBに入れてオフラインのパソコンに移す。
- キャンセル手順
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MyEtherWallet にアクセスし、フッターまでスクロールする。
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フッターのOffline Helperをクリックし、その後左のメニューのSend Offline Helperをクリック。
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STEP1で任意のネットワークを選択、今回はETHを選んでNextをクリック。
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STEP2で詰まったトランザクションのウォレットアドレスをFrom Addressに入力。画面下部のExport JSON fileをクリックし、ダウンロードしたJSONファイルをオフラインのパソコンに移動。
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以下オフラインのパソコンで手順を進める。MyEtherWallet-略-Offlineのindex.htmlを開く。Softwareをクリックし、任意の方法で進める。(私はMnemonic Phraseを入力。)トランザクションが詰まっているアドレスとネットワークを選択。利用規約を確認して進める。
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Send Offlineの画面が表示される。画面下部のUpload JSON Fileより先ほど移動したJSONファイルをアップロードする。
- Amount: 0
- To Address: 詰まっているトランザクションのウォレットアドレスを入力
- Nounce: 自動入力(詰まっているトランザクションと同じNounceを入力)
- Data: 自動入力
- Gas Limit: 自動入力
- Gas Price: 自動入力(現在のGas gweiを確認して少し高めに設定し直す)
以上を確認して問題が無ければGenerate Transactionをクリック。Signed Transactionが表示され、JSONファイルをDownloadをする。
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トランザクションを送った端末に戻り、Nextをクリック。オフラインのパソコンでダウンロードしたJSOONファイルをUpload JSON fileよりアップして、Confirm & Sendを押すとキャンセル用のトランザクションの作成完了です。お疲れ様でした。
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ガス代を高めに設定しておけば、おおよそ数秒で反映されます。
解決できなかった手法
- メタマスクの再インストール
- メタマスクでガス代を高く設定しNounceを同一にしたトランザクションの送信