独自 (カスタム) AMI 作成手順

参考文献

• Creating an Amazon EBS-Backed Linux AMI - Amazon Elastic Compute Cloud
• 11.2. Sealing Virtual Machines in Preparation for Deployment as Templates
• Chapter 7. Templates - Red Hat Customer Portal
• Deregistering Your Linux AMI - Amazon Elastic Compute Cloud

今回のユーザーデータ

#!/bin/bash
echo -e "Defaults:centos\t\!requiretty" | sed -e 's/\\//' > /etc/sudoers.d/ansible

作成手順

1. 基にするインスタンスを作成する。
   • 今回は以下の通りとする。
     • AMI: CentOS 7 (x86_64) - with Updates HVM (1805_01)
     • インスタンスタイプ: t2.micro
     • インスタンス詳細設定: (前述のユーザーデータ)
     • ストレージ: 合わせて削除 にチェックを 入れる。
     • タグ: (今回は無し。)
     • セキュリティグループ: (今回は内部のみアクセス可能とする。)

2. インスタンスに SSH 接続し, 以下のコマンドでシーリングする。

   $ sudo rm -rf /etc/ssh/ssh_host_*
   $ sudo hostnamectl set-hostname localhost.localdomain
   $ sudo rm -rf /etc/udev/rules.d/70-*
   $ sudo sed -i -e '/HWADDR/d' -e '/UUID/d' /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
   $ sudo cp -fv /dev/null /etc/machine-id
   $ sudo find /var/log -type f | sudo xargs rm -v
   $ HISTFILESIZE=0
   $ HISTSIZE=0
   $ sudo systemctl poweroff
   

3. ELASTIC BLOCK STORE - ボリューム を開く。

4. 対象のボリュームを選択し, アクション - スナップショットの作成 をクリックする。

   • 内容は適宜入力する。

5. ELASTIC BLOCK STORE - スナップショット を開き, スナップショットが作成されるまで待機する。

6. アクション - イメージの作成 をクリックする。

   • 仮想化タイプは ハードウェアアシストの仮想化 を選択する。
   • それ以外は適宜入力する。

7. しばらく待機してから, イメージ - AMI を開き, AMI が作成されていることを確認する。

8. 最初に作成したインスタンスを削除する。

削除手順

1. イメージ - AMI を開く。
2. アクション - 登録解除 をクリックする。
   • バックエンドで解除処理が進む。しばらくすると画面から消える。
3. ELASTIC BLOCK STORE - スナップショット を開く。
4. アクション - 削除 をクリックする。

どっとはらい。