リモートデスクトップで接続できるGUI環境をUbuntu 18.04 LTSで構築する手順です。
なぜそんなことをしようかと思ったかというと、新しいmac bookを買うお金がなかったのでクラウドにインスタンス作って時間単位で利用することにしました。
はじめてやったときは情報に溺れて大変だったので、ミニマムの手順を書き残しておきます。
利用したクラウドサービス
Google Compute Engine
ブートディスク:Ubuntu 18.04 LTS(amd64 bionic image built on 2019-05-30)
手順
UbuntuデスクトップとRDPサーバーをインストール
sudo apt-get update
sudo apt-get -y upgrade
sudo apt-get -y install ubuntu-desktop xrdp
sudo systemctl enable xrdp
sudo systemctl start xrdp
ロケール/タイムゾーン設定
sudo apt-get -y install language-pack-ja
sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 LANGUAGE="ja_JP:ja"
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
リモート接続用にユーザーを作成
sudo adduser your_user_name
sudo gpasswd -a your_user_name sudo
このまま接続すると Authentication is required to create a color managed device.
というダイアログが表示されて進めないので、回避する設定を記載する。
参考: https://new.seei.biz/authentication-is-required-to-create-a-color-managed-device-in-xrdp/
$ cat <<EOF | sudo tee /etc/polkit-1/localauthority/50-local.d/xrdp-color-manager.pkla
[Netowrkmanager]
Identity=unix-user:*
Action=org.freedesktop.color-manager.create-device
ResultAny=no
ResultInactive=no
ResultActive=yes
EOF
ここで再起動しておく
sudo reboot
接続確認
リモートデスクトップクライアントから接続します。
macからは、Microsoft Remote Desktop 8 を利用しました。
上記手順で作成したリモート接続用のユーザーで認証してください。
おわりに
この手順だけリモートデスクトップ接続できるようになりました。
日本語入力をできるようにしたりなど、初期設定としてやりたいことはまだいろいろあるのですが、リモートデスクトップ接続できればあとはどうにでもなると思うのでここまでにします。