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A5M2(A5:SQL Mk-2)を macOS で起動させてみる

Last updated at Posted at 2022-08-13

はじめに

A5M2A5:SQL Mk-2)を macOS で起動させるまでの手順をまとめます。

A5M2(A5:SQL Mk-2)とは

A5:SQL Mk-2は複雑化するデータベース開発を支援するために開発されたフリーのSQLクライアントです。

高機能かつ軽量で、使い方が分かりやすいことを目標に開発されています。

SQLを実行したり、テーブルを編集するほかに、SQLの実行計画を取得したり、ER図を作成したりすることが出来ます。



A5M2 を使ってみようと思ったのは、先日、こちらの記事を投稿した際のコメントで、経験豊富そうな方から教えていただいたことがきっかけです。

起動させたら、こんな感じのことがしたい。


※ 2022/08/15 追記
A5M2 での ER図の自動生成 の記事を投稿しました。

環境

  • macOS(Intel) Big Sur バージョン: 11.6
  • Homebrew バージョン: 3.5.4
  • A5:SQL Mk-2(x64 edition) バージョン: 2.17.2



参考ページ

起動するまでの参考にさせていただいたページは、下記の2つの記事です。



手順のもくじ

  1. A5M2 のダウンロード
  2. Wine のインストール(Homebrewで)
  3. Wine のライブラリのインストール

1. A5M2 のダウンロード

A5M2 をサイトからダウンロードします。

私の環境では、 Vector から「A5:SQL Mk-2(x64 edition)2.17.2」を選択してダウンロードしました。

2. Wine のインストール(Homebrewで)

Homebrew で Wine のインストールするため、下記のコマンドを実行します。

ターミナル
brew install --cask --no-quarantine gcenx/wine/wine-crossover

Wine は、 Mac で Windows のアプリケーションを動作できるようにするシステムのようです。

3. Wine のライブラリのインストール

続いて、日本語の文字化けを解消するために、下記のコマンドを実行します。

ターミナル
brew install winetricks
winetricks fakejapanese_ipamona

Winetricks が Wine のライブラリを管理するツールで、

fakejapanese_ipamona がMSゴシック等の代替フォントとのことです。



起動させてみる

インストールが完了したら、A5M2 を起動します。

image.png

image.png

「レジストリ」を押すと、データベースの接続に進みます。

以上で使い始められる状態になりました!

image.png

おわりに

A5M2A5:SQL Mk-2)を macOS で起動するまでの手順をまとめました。

A5M2 は開発を開始してから25周年を迎えるとのことで、メンテナンスもされていて現役のご様子です。これだけの長い期間、使われるツールとして進化し続けていることがすごいと思いました!…

ありがとうございました。

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