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Day 15

スマレジ・アプリマーケットのアプリ開発のはじめ方 ④アプリアクセストークン取得APIの使い方(全5回)

Last updated at Posted at 2022-12-14

はじめに

スマレジ・デベロッパーズについて学んできたことを、『スマレジ・アプリマーケットのアプリ開発のはじめ方』というタイトルで投稿します。全 5 回中の 4 回目です。

スマレジ公式のチュートリアル、その他開発パートナーの方が書いた Qiita 記事などを参考にしながら、調べたり手を動かしてきた内容について、記事にしていきます。

投稿内容(全 5 回)

本連載は以下の順序で投稿します。

今回は、 ④ アプリアクセストークン取得 API の使い方 についてです。Postman を利用して、スマレジ・プラットフォーム API のアプリアクセストークン取得をテストする手順です。

目次

1. Postman のアカウント登録
 1-1. Postman アプリのダウンロード
 1-2. Postman のアカウント登録
 1-3. ログイン後の画面準備
2. Postman での API 送信の設定
 2-1. Collection・request(HTTPリクエスト)の作成
 2-2. request(HTTPリクエスト)の設定
 2-3. 環境変数の設定
3. リクエスト送信

1. Postman のアカウント登録

Postman は API の HTTP リクエスト、レスポンスをテストできるアプリです。

Postmanは、APIを構築および使用するためのAPIプラットフォームです。Postmanは、APIライフサイクルの各ステップを簡素化し、コラボレーションを合理化するため、より優れたAPIをより迅速に作成できます。


Postman を利用するために、アカウント登録します。
Postman にアカウント登録済みの場合は、「2. Postman でのAPIテスト」に進みます。


※ Visual Studio Code の拡張機能である Thunder Client は Postman とほぼ同様の使用感で利用できると思いますので、Thunder Client でも問題ないかと思います。

1-1. Postman アプリのダウンロード

下記ページより、 Postman アプリ(zipファイル)をダウンロードします。(Mac Intel Chip、Mac Apple ChipやWindowsを選択します。Macの画面で以下進めます。)

image.png

ダウンロードした zip ファイルを解凍すると、「Postman.app」という名前のアプリケーションファイルが展開されるので、アプリケーションフォルダに移動し、アプリを開きます。

1-2. Postman のアカウント登録

Postman のアカウントを作成します。
image.png

image.png

ここでは詳細を省略しますが、その後も画面の指示に従い、進めていきます。

1-3. ログイン後の画面準備

ログイン後の Postman アプリ画面です。
image.png

Workspaces タブから My Workspace を押し、
image.png

スタンバイOKです。
image.png

2. Postman での API 送信の設定

※ スマレジ公式のチュートリアルの対応箇所はこちらです。

Postman を利用し、アプリアクセストークンを取得します。

アプリからユーザーのデータに API アクセスするには、アプリアクセストークンを取得する必要があります。

2-1. Collection・request(HTTPリクエスト)の作成

Collectionの作成

「Collection」と「request」は、「フォルダ」と「ファイル」の関係性のような感じです。
Postman の左サイドバーの「Collections」 → 画面左上「+」(Create new Collection)を押します。
image.png

Collection が作成されました。 Collection の名前はなんでも大丈夫です。(ここでは「スマレジ・プラットフォームAPI」と付けています。)
image.png

request(HTTPリクエスト)の作成

「Add a request」を押します。
image.png

request は「アプリアクセストークン取得」と名付けています。
image.png

2-2. request(HTTPリクエスト)の設定

アプリアクセストークン発行用エンドポイントの設定

アプリアクセストークン発行用のエンドポイントに、リクエストパラメータと一緒に POST する設定をします。

エンドポイント
共通仕様書 に記載があります。

POST https://id.smaregi.dev/app/{契約ID}/token

環境変数を使用できるため、以下のように記述しておきます。(環境変数は後ほど設定します。)

https://id.smaregi.dev/app/{{CONTRACT_ID}}/token

image.png


リクエストヘッダー・リクエストボディの入力

「Authorization」タブを開いて、下記のとおり選択&入力します。 契約ID同様に環境変数を設定しておきます。

Type Basic Auth
Username {{CLIENT_ID}}
Password {{CLIENT_SECRET}}

image.png

「Body」タブについて、「x-www-form-urlencoded」(Content-Type)を選択します。(選択することで、ヘッダーに「Content-Type: x-www-form-urlencoded」が追加されます)

grant_type client_credentials
scope (空)

※ スコープは、使用するAPIによって指定します。今回は空で送信します。
image.png

入力したら、画面右上のほうの「Save」を押しておきましょう。


2-3. 環境変数の設定

契約ID・クライアントID・クライアントシークレットの確認

環境変数として設定する下記について、スマレジ・デベロッパーズ管理画面で確認します。

CONTRACT_ID 契約ID
CLIENT_ID クライアントID
CLIENT_SECRET クライアントシークレット

スマレジデベロッパーズトップ画面左上で、「契約ID」を確認します。

アプリを新規登録したときに発行されている「クライアントID」と「クライアントシークレット」を確認できるページは、以下のとおりページを進みます。

サイドバー「トップ」 → 「アプリ」 → 「パブリックアプリ」 → 「概要を見る」 → 「環境設定タブ(/ 開発タブ)」

image.png

環境変数の設定

Postman画面左サイドバーの「Environments」を押します。
image.png

名前はなんでも大丈夫ですが、「開発_スマレジ・プラットフォームAPI」と付けています。

確認した内容の通り、変数名と値(契約IDなど)を入力します。

VARIABLE INITIAL VALUE
CONTRACT_ID sb_●●●●●●●●(先ほど確認した「契約ID」)
CLIENT_ID 「クライアントID」
CLIENT_SECRET 「クライアントシークレット」

※ 「TYPE」については、default、secretなど、適宜設定します。
image.png

環境変数の有効化

「スマレジ・プラットフォームAPI_サンドボックス」を「active」に設定します。
image.png

環境変数の保存

「スマレジ・プラットフォームAPI_サンドボックス」を「Save」します。 ※「Save」については、リクエスト、環境変数ともに必要ですが、以降記載省略することがありますので適宜お願いします。
image.png

3. リクエスト送信

「Send」を押すと、アプリアクセストークンが取得できます。
image.png

おわりに

今回は、 ④ アプリアクセストークン取得 API の使い方 でした。

次回は、 ⑤ 商品一覧取得 API の使い方 です。Postman で実際にスマレジ・プラットフォーム API の一つである、商品一覧取得 API を使用してみます。

ありがとうございました。

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