ごめん、アドベントカレンダーには参加できません。
いま、ホーチミンにいます。
なんて言い訳は通用しないので記事書いて行こうと思います!
はじめに
こちらは「DeNA 24新卒 Advent Calendar 2023」の17日目の記事になります。DeNAの仕事を海外から行っているわけではありません。
昨日の投稿は@ao_flower さんでした。
タイトルの通り、ベトナムのホーチミンからリモートワークを始めて1週間が経過しました!今のところ特に問題なく業務を遂行できています!なので、準備する上でやったことや工夫していることを書いて行こうと思います。
書かないこと
- 具体的なセキュリティ対策について
- 金盾ハック
現状
経歴
- 海外16カ国目
- 東南アジアは5年ぶり
- ベトナムは初
- 英語は宿ホストの説明がなんとか聞き取れるレベル
- 初めての海外リモートワーク
スケジュール
- 23年5月: 業務委託として現職と契約
- 11月初旬: 航空券購入
- 12/8(金): ホーチミン到着
- 12/17(日): ⭐️イマココ
- 1/11(木): ホーチミン→バンコク
- 2月初旬: 別の国へ移動予定
やったこと
インターネット関連
リモートワークをする上で一番大事になってくるのがネット環境ですね!まず一番に宿のネット環境に注意しつつ、いくつか代替案を準備しておくことが重要になってきます。
宿
僕はAirbnbで予約したので、Airbnbにおける注意事項を中心に話して行こうと思います。
僕が宿を探す上で、2つのルールを決めていました。
- 下記のどちらかの条件を満たす宿を利用を利用する
a. アメニティに「仕事専用スペース」の記載がある & Wi-Fiの記載がある
b. Wi-Fiの速度が25Mbps以上であることの記載がある - 宿から徒歩圏内に「Wi-Fiのあるカフェ」があることを確認できた宿を取る
1. 下記のどちらかの条件を満たす宿を利用を利用する
ベトナムではa. アメニティに「仕事専用スペース」の記載がある & Wi-Fiの記載がある
の条件を満たした宿に泊まっています。実際にビデオMTGやオンライン忘年会に参加しましたが、ほとんど問題なく業務を遂行できています。
本来であればb. Wi-Fiの速度が25Mbps以上であることの記載がある
のように速度記載のある宿を選択するのが確実性が高いですが、残念ながらAirbnbでは記載のない宿が多かったです(バンコク検索上位10件中速度記載は1件のみ)
また、他の参考情報として口コミがありますが、体感「遅い」と書かれることは多くても「早い」と記載されることは稀です。普通の観光客より速度が求められるので、チェックする優先度は下がると思います。
2. 宿から徒歩圏内に「Wi-Fiのあるカフェ」があることを確認できた宿を取る
これが代替案のうちの一つです。ただこの条件を調べるのがなかなか大変で、GoogleMap上に必ずしもWi-Fiの有無か記載されているわけではありません。ですのでなんかおしゃれでWi-Fiのありそうなカフェを見つけたら、口コミ漁ったり名前でググったりして証拠探しをしています。
スタバ等のWi-Fiがあるのが分かる国際チェーンは大体中心部にしかなくて長期滞在には不向きなので...いい探し方ご存知の方いましたら教えていただけると!!今時おしゃれなカフェは大体Wi-Fiついてるだろ!で調べなくても割となんとかなります
代替案
- Wi-Fiのあるカフェを見つける
- 現地で大容量のsim契約をする
- コワーキングスペースを契約する
1. Wi-Fiのあるカフェを見つける
上記の通り
2. 現地で大容量のsim契約をする
経験則として十分な速度が出ないことが多いですが、特に東南アジア等ギガの安い国では停電等へのバックアップとして用意しておくと安心でしょう。simロックされていないか注意してください。
実際に私は34日で約1800円、ギガ無制限の契約をしています。5年前にカンボジアにいた時は1$で333GBとかいう誰得プランあったけどまだあるのかな🤔
3. コワーキングスペースを契約する
選択肢として考えられますが、僕がノータッチなので今回はスルーで🙏
コミュニケーション
特に出社をしていた人からすると、どうしても損なわれてしまうのがこのコミュニケーションの部分だと思います!オフィスでのちょっとした質問からランチ, 飲みニケーション、時差があればミーティングへも影響が出ます。(これら意味あるん?みたいな話は一旦おいといて)
僕のやり方にもまだまだ工夫の余地があると思っているので、ぜひ良い案お持ちの方はコメントかXで教えていただけると助かります!!
対策その1 日本時間で働く
脳筋な対策ですが、これが一番効果があります!元々9:30~17:30
で働いていたので、時差-2時間のベトナムでは7:30~15:30
で働いています。夕方には仕事が終わるので、なんか得した気分になれて地味にオススメです!その分早く寝ているので気のせいですが笑
対策その2 常にGatherでオンラインになっておく
バーチャルオフィス、良いですよね!どうしてもリモートで働いていると難しくなってくる「気軽に話しかける」ハードルを下げてくれます。Slackで言うハドルのように今時のコミュニケーションツールには気軽に通話ができる機能が備わっていますが、バーチャルオフィス上で歩いて行って話しかける体験とは一味違うと感じています。
投稿日現在、10人までは無料で使えるようなので「海外から働かせて!」と会社に交渉する際はチームでの導入もぜひ一緒に提案してみてください。
対策その3 SNSや雑談チャンネル等、今の自分を知ってもらえる場を用意する
あらかじめXやインスタ等を交換しておきましょう!SNS上でのコミュニケーションはもちろん、ミーティングに全員揃う前の雑談のネタにもなったりと意外と侮れません。公私混同NGなタイプでしたら、社内に雑談チャンネルを用意して発信していくことで同様の効果を狙えます!
最後に
「働く」部分にフォーカスしてまとめてみましたがいかがでしたか?
実際に働いてみての感想は、五感全てに新しい刺激を受けながらの仕事は最高! です!しかし普通の旅行と比べると自由度は落ちますし、留学と比べると友達は作りづらいです。1あくまで非日常に日常を埋め込んでいる物として捉えるとマジで最高です!
リモワ関係ないコツ
今回書ききれなかった、リモートワークと直接関係ないコツを最後にダダっと並べておきます
- 休憩時間に収まるランチの準備をしておく
- 店探しておいたりインスタント麺, 冷凍食品等を先に買っておく等
- 屋台は夜しかやってなかったりするので「夜到着して屋台発見→次の日仕事」の場合は注意
- 車道側に持つ荷物は盗まれて良いものだけ
- ビザ無しでの滞在可能期間は割とコロコロ変わるのでこまめにチェックして旅程を立てる
- 配車アプリ(Uber, Grab, Bolt等)は電話番号認証が必要だったりするので日本で準備する
- 公共交通機関の方が基本安いので乗り方調べておく
- 現金必要か, 切符なのか, クレカタッチで行けるのか等
- 専用の便利アプリがあったりも
- GoogleMapのオフラインマップをダウンロードしておく
- Google翻訳も現地語をダウンロードしておく
- 宿までの経路はスクショ等オフラインで見れるようにする
- 入国前に出国用のチケットを取っておく
- 陸路もあるし必要なさそうだと思ってたが、成田で空港職員に「タイ出国便を入国前に買っておいてね」と注意された(成田→ホーチミン, ホーチミン→バンコクのセットのみを買っていた為)
- 忘れ物も意外となんとかなる(今回は日本にベルト忘れて現地の無印で買った)
- 長期滞在なら宿選びで洗濯環境は地味に大事
- Wi-Fiのあるカフェは店の前を通った時にそれっぽい物があるか確認できると安心
- スマホは日本より命綱になるので充電にはより気を遣う
- 為替把握はCurrencyがオフラインでも使えて便利
この記事を通して海外からリモートで働く人が一人でも増えて、海外で一緒に遊べることを願っています。
明日の記事は@knagi さんです!お楽しみに!
参考/脚注
- https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%81%94%E3%82%81%E3%82%93%E3%80%81%E5%90%8C%E7%B4%9A%E4%BC%9A%E3%81%AB%E3%81%AF%E8%A1%8C%E3%81%91%E3%81%BE%E3%81%9B%E3%82%93%E3%80%82
- https://www.airbnb.jp/help/article/3156
- https://ja.gather.town/pricing
-
仕事, 長期滞在できて人が沢山いて共有スペースの設計が良い宿って難易度高すぎ! ↩