1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Windows 11でスタートアップアプリの立ち上がりが遅い件

Last updated at Posted at 2026-01-29

久しぶりに自作PCをして、中身を最新のスペックにしました。
Windows 11をインストールして、ドライバも一通り導入。よく使うアプリも入れて、動作も快適。
「今回はトラブルなしで環境が整ったな」と思っていました。

…が、ある朝、違和感に気づきます。
電源を押して起動すると、デスクトップ画面はすぐ表示されるのに、スタートアップアプリ(LINE / Rainmeter など)がなかなか立ち上がらない。
体感では 1分〜2分くらい待たされることもあり、一定ではなくブレます。
さすがに新しいCPUで、メモリも64GB詰んでるのにスペック不足はあり得ない。
「もしかしてアプリ自体が重いのか?」と思って手動で起動すると、どれも 1~3秒以内で普通に立ち上がる。
つまり、
Windows側の何かしらのシステムがアプリの起動を遅らせているっぽい。
ということに気づいて調べた結果、その原因が分かったので、解決方法をメモしておきます。

※本記事は レジストリ編集を含みますので自己責任でお願いします。


症状

  • Windows起動後、デスクトップはすぐ表示される。
  • ただしスタートアップアプリが しばらく起動しない
  • アプリを手動で起動すると数秒で立ち上がる。

調査してわかったこと

最初は、接続機器やドライバーの相性問題を疑って、USB機器を外したり、各種ドライバーを入れ直したりして切り分けていました。
しかし結論から言うと、それらは 原因ではありませんでした

調べていくと、どうやらこれは Windows 11(22H2以降)の仕様として、

  • Windowsが「PCがアイドル状態になるまで」スタートアップの開始を待つことがある。
  • その結果、環境によっては 数十秒〜数分 まで遅れることがある。

…という仕組みがあることが分かりました。
要は、Windowsが意図的にスタートアップアプリの起動をずらしているとのことでした。

参考


解決方法(レジストリ変更)

結論:StartupDelayInMSecWaitForIdleState0 にすると、スタートアップアプリの起動が早くなります。

それぞれ何の値?

  • StartupDelayInMSec
    スタートアップアプリ起動前に「固定の待ち時間」を指定する値。

  • WaitForIdleState
    PCが「アイドル状態」になるまでスタートアップ開始を待つかどうかの値。

これは、コア数が少ないなどの環境で起動直後の負荷を抑えるために Windows側が設けている挙動のようです。
そのため、これらを0にするとスタートアップは早くなる一方で、低スペック環境によっては ログオン直後に一時的に重く感じる可能性があります。
スタートアップアプリが少量だったり、余裕があるスペックであれば0にしても問題ないようです。
もし気になる場合は、後述の「戻し方」で元に戻せます。


手順(.regで適用)

メモ帳に以下を貼り付け、起動_スタートアップ遅延OFF.regなどの名前で 拡張子 .reg で保存し、ダブルクリックで実行します。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Serialize]
"StartupDelayInMSec"=dword:00000000
"WaitForIdleState"=dword:00000000

反映には 再起動が必要です。


私の環境だと、レジストリ変更後は1分以上かかったスタートアップアプリの起動が、 Windowsのデスクトップが表示された瞬間に立ち上がるようになりました。

戻し方(デフォルトに戻す)

以下を、起動_スタートアップ遅延OFF_解除.regなどの名前で保存し、実行します。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Serialize]
"StartupDelayInMSec"=-
"WaitForIdleState"=-

こちらも反映には 再起動が必要です。


個人的なオススメ

私の場合、StartupDelayInMSec(固定の待ち時間)は体感で 約10秒程度で、そこまで気になりませんでした。
一方で、遅延の主因は WaitForIdleState 側(アイドル待ち)にあり、これをデフォルトに戻すと 1分以上待たされることもありました。
そのため、私はStartupDelayInMSecで余白を持たせて、 WaitForIdleStateだけ0にする設定にしました。

設定は同じく、メモ帳に以下を貼り付け、起動_アイドル待ちOFF.reg などの名前で保存し、ダブルクリックで実行します。

WaitForIdleStateだけ 0 にする

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Serialize]
"StartupDelayInMSec"=-
"WaitForIdleState"=dword:00000000

反映には 再起動が必要です。


これで、Windowsデスクトップ画面に入って10秒ほど経過してからスタートアップアプリが立ち上がるようになりました。

デフォルトに戻したい場合は、上の戻し方と一緒です。
自分のメモ用としてこの記事は以上です。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?