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NTT-X限定 ドウシシャ32インチ4KモニタOD4K-32B1のOSD操作が直感的でないのをどうにかする

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#はじめに

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上下「もしかして…」 右左「私たち…」 「「入れ替わってる~!?」」

OD4K-32B1のOSD操作が、どう考えても上と右、下と左が入れ替わっているようです。

どうにも使いにくいので配線を入れ替えます。

#警告

高圧注意
サービスマン以外は内部の部品に触らないでください。
高電圧部分が数多くあり、万一さわると危険です。
DSC_0317.jpg

分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。
分解/改造は自己責任でお願いします。

#分解

スタンドを外します。ネジ2本です。
購入時に底に付けた方(ネジ1本)ではなく、VESAマウントの真ん中にあるところを外します。

次に、背面下部のネジ2本と、底面のネジ6本を外します。

次が1つ目の山場です。

底をグリっと持ち上げ、ズリっと上にスライドさせて外します。

open.jpg

スティックスイッチ基板のコネクタを外します。背面パネルに留めてるテープは剥がした方が作業しやすいでしょう。コネクタにロック機構は無いので、スコっと外すだけです。ただし結構重いです。ケーブルを引っ張ると断線してしまうので、コネクタを持って外しましょう。

DSC_0315.jpg

コネクタの中の配線を入れ替えていきます。

機能 入替
(B)
(R)
選択+ ←┐
(電源SW)  │
戻る ←┘
選択- ←┐
決定 ←┘
(GND)
(IR)
(5V)

接点の金属側に爪があり、ガワのプラスチックの爪に引っかかって固定されています。針先などでプラの爪を起こしてケーブルを引っ張ると抜けると思います。

この抜く作業が最大の山場です。

(ちなみに、プラの爪を持ち上げるより、金属の爪を押し込んでしまうほうが、抜くだけなら簡単です。しかし、押し込んだ爪が戻らなくなる可能性が高いです。)

DSC_0319.jpg

抜いたら入れ替えて挿しなおします。爪の向きを合わせて差し込みましょう。

緑と黄、黒と白を入れ替えたら、山場クリアです。

分解の逆順で組み立てていきましょう。

背面パネルをはめるのもプチ山場でした。均等に押し込まないとスライドできません。。。

底面の6つのネジを止める際は、強く締め過ぎてネジ山がバカにならないよう注意してください。(ここだけ穴がプラですよ)

#動作確認

電源を入れて操作してみて、直感と合う動作になっていれば作業完了です。

#リモコンの夢

分解前に外から見て電源インジケータがど真ん中にないので、赤外線リモコンの受光部がありそうだなと思っていました。

DSC_0322.jpg

分解してみたら案の定、赤外線センサがありました。

DSC_0320.jpg

入力切替などが、メニュー階層をたどるのではなく、ボタン一発で操作できるようになると製品価値が相当上がるんじゃないかと思っています。

リモコンコードが分かれば、自作リモコンを作りたいところです。

#OD4K-32B1レビュー

ここからは製品レビューです。

自分はプログラマで、モニタに表示できる情報量が多いことを最も重視します。

今までは1920x1200の22インチを2枚で使用していました。常々、4Kモニタに替えたいと思っていたところ、4万円切りの OD4K-32B1 が出たので導入しました。

32インチ4Kは、解像度が約138PPIです。ドットバイドット表示(Windows10のカスタムスケール100%)だと文字などが小さくて読みずらいかもしれません。ただ、自分は100%で使用しています。

デスクトップとは別にMacBook Pro 15インチを持っているんですが、これも100%で常用しています。232PPIです。ここまでいくと目の負担が大きいのですが、情報量が多いことで脳の負担は軽いです。

PC側がちょい古いので、4Kだと30pまでしか出せません。しかし、EclipseやWord,Excelを使っている分には特に不都合は感じられません。ブラウン管時代はフレームレートが低いと静止画でもチラついてましたが、液晶なら原理的にチラつきません。動画を映せばチラつくんだと思いますが、動画は見ません。

ここまで、32インチ4K液晶一般の話ですね。。。

OD4K-32B1 はどうなのかという話ですが、プログラマがソースコードを表示するにあたっては可もなく不可もなく、ですかね。

ピクチャーインピクチャーや分割複数画面表示などの機能がありますが、OSDの階層が深く、切り替える気になりません。

恵安のKWIN-4K32Bでも良かったんじゃないかという気もしています。プログラマ目線でNTT-Xと恵安の違いは、スタンドです。NTT-Xは若干チルト(お辞儀方向の調整)ができます。恵安はそれが出来ない代わりに左右に振れます。左右はスタンドごと振ってしまえばいいので、チルト出来た方がいいですよね。やっぱNTT-Xで良かった!

入力切替や音量調整を頻繁にする場合は、リモコン付属の恵安のほうがいいかもしれません。

#おわりに

OD4K-32B1 はプログラマにはコスパもよくてサイコーのモニタです。
配線入れ替える改造をすると愛着もわいてきますよ!

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