はじめに
皆さんこんにちは! LIFULL SET(Software Engineer in Test)グループの@rueyjyeです。
最近はテスト関連の資格を受けようと思いまして、その際にピアソンVUEの存在を知りました。
ピアソンVUEは世界中の資格認定団体を提供したテストをピアソンVUEが契約したテストセンターで受けれるサービスです。
今回は実際にISTQBの資格試験の受け方法と、個人の勉強の仕方を紹介したいと思います。
なぜISTQBを受けるか
SETと関わる資格といえば、自動テスト周りのISTQB Advanced Level Test Automation Engineerだと思いました。
これを受験するためにはISTQBのFoundation Level資格が必要です。
日本にもJSTQB主催のFoundation Levelの試験もありますが、JSTQBではAdvanced Level Test Automation Engineer資格の試験は今の段階では受けられません。
※現時点JSTQBで受けられる資格はFoundation Level、Advanced Levelテストマネージャ、Advanced Levelテストアナリストのみです
※テストセンターでISTQBの受験可能日もJSTQBより多いです。(ほぼ毎日受けられる)
英語の方がもっと汎用的に使えるじゃないかなと思いましたので、ピアソンVUEを経由して先にFoundation Levelの試験を受けました。
ISTQB試験を受ける方法
ピアソンVUEで試験を受ける流れについては下記の記事を参考すればいいと思います。
ピアソンVUEでAWS認定試験を受けてきた
この記事はISTQB試験を受ける方法を紹介します。
最初はピアソンVUEのサイト内でISTQB試験を見つからなくて詰まりました。
実はISTQB資格試験のプロバイダはBrightestとiSQI二社でした。
- Brightestのページで受けれるISQTBの資格リストが書かれています
- 続けてはアカウントを登録し、試験別や試験日などの選択すればテストの予約ができます。
勉強の仕方
私が今回メインで勉強した方法は、Youtubeの動画を見ることです。
ISTQB FOUNDATION 2018 このプレイリストがおすすめです。(全部英語です)
このプレイリストはNeeraj Kumar Singhという方のチャンネルから提供しているものです。
Neeraj Kumar Singh氏は様々な組織でテストのトレーナーをやっていたため、すごく教えるのが上手な方です。
1動画が10分前後の長さなので、見やすいし、ちょうどいい粒度で各章のポイントをスライドでまとめています。
全部英語ですが、字幕をオンにすれば停止して、聞き取れなくても簡単に調べられます。
私は動画を全部見まして、更に自分のノートに整理しました。
ノートは復習の時に見やすいので、個人的にはよかったと思います。
動画以外、公式の練習問題の三回分もやりました。問題と答えを全部理解し、1時間で40問を解く試験時間にも慣れました。
私の場合はこれで十分でしたが
自分の英語レベルとテスト関する知識の習得具合を見て試験に挑戦しましょう!
※ 私は英語が第2言語、日本語は第3言語です。
Foundation Level試験のTips
Tipsじゃないかもしれませんが、私が受けた時はこんな感じでした。(次も同じかは保証できません)
1. 練習問題とほぼ同じ問題がありました (ただし完全に同じではなく、選択肢の順序や説明は少しだけ違う)
2. 問題は第一章から第六章の順番でした
3. 第四、第五章の問題は20問ぐらいありました (50%の問題はここですね)
最後に
テスト終了の時点ですぐ点数が分かります。無事に通りました!
認定証明書も翌日にメールで届きました。
テストセンターでいろんな試験が受けられるになりましたので、すごく便利だと思いました。
JSTQBの場合は年2回くらいしか受けられない試験でもISTQBをテストセンターで受ける場合は基本毎日受けられます。これが一番いいところだと思いました。
さらに、ISTQBでしか受けられない試験が受けられる点も良い点です。
今回はピアソンVUE経由して、 ISTQB Foundation Levelを受験する方法と勉強の方法を紹介しました。
この記事を読んで、同じISTQBを受けようとしている方の役に立てればと思います。