はじめに
この記事は 2025 年 CiscoSystems 合同会社の社員有志による Advent Calendar の記事の一つです ![]()
RADKit でログを Support Case Manager へアップロードしてみよう!
Cisco の技術サポートを利用する際、Service Request (SR) を Support Case Manager (SCM) からオープンすることができます。
さらに、SCM からファイルをアップロードすることが可能です。
ログをアップロードする際には、機器で取得したログファイルなどを、一度機器からローカル PC などへダウンロードしてから、ブラウザ経由でログをアップロードする必要がありますが、
RADKit を使えば、機器から直接 SCM へログをアップロードすることができます!
今回は RADKit 経由でのファイルアップロードを試してみたいと思います! ![]()
RADKit
RADKit は Cisco からリリースされた無料で利用できるトラブルシューティングツールです。
詳細が気になる方は、以下をご参照いただければと思います。
日本語ドキュメント
https://community.cisco.com/t5/-/-/ta-p/5018592
英語ドキュメント
https://radkit.cisco.com/
RADKit Client にバンドルされている RADKit Network Console を使うと CLI で機器にアクセスできます。
https://radkit.cisco.com/docs/client/client_network_console.html#radkit-network-console
RADKit Network Console でファイルをアップロードしてみる
IOS XR ルータを使って SR にログをアップロードしてみたいとおもいます。
RADKit のバージョンは 1.9.1 を使用してみます。
Device, Service ID, SR 番号の登録を完了している状態から始めます。
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx>
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx> show inventory
[READY] <DeviceDict {1 entry}>
name host device_type Terminal Netconf SNMP Swagger HTTP description failed
------ ----------- ------------- ---------- --------- ------ --------- ------ ------------- --------
r1 192.0.2.1 IOS_XR True False False False False False
Device 登録などについては、以下の記事でわかりやすくまとめていただいているので、ご参照ください。
RADKit + Python によるネットワーク機器操作の自動化
ログファイルを SCM へアップロードしてみる
show tech-support を実行し、生成されたファイルをアップロードしてみます。
interactive <device_name> で機器にアクセスできるので、interactive 実行後、機器で show tech-support を実行します。
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx> interactive r1
-snip-
RP/0/RP0/CPU0:R1#show tech-support
Sat Dec 13 10:55:22.536 JST
++ Show tech start time: 2025-Dec-13.105522.JST ++
Sat Dec 13 10:55:23 JST 2025 Waiting for gathering to complete
.....
Sat Dec 13 10:55:38 JST 2025 Compressing show tech output
Show tech output available at 0/RP0/CPU0 : /harddisk:/showtech/showtech-R1-generic-2025-Dec-13.105522.JST.tgz
++ Show tech end time: 2025-Dec-13.105539.JST ++
RP/0/RP0/CPU0:R1#exit
detached
ファイルのアップロードは cxd-upload を使えばいけそうなので、以下のように実行してみます。
cxd-upload <file_transfer_action> <device_name> <remote_file> <filename>
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx> cxd-upload scp r1 /harddisk:/showtech/showtech-R1-generic-2025-Dec-13.105522.JST.tgz showtech-R1-generic-2025-Dec-13.105522.JST.tgz
SCM の添付ファイルタブから確認してみると、ファイルがアップロードされています!
ローカルにファイルを一度ダウンロードすることなく、一気に SCM へアップロードできるので、手間が省けていいですね!![]()
RADKit 経由でファイルをアップロードすると、ファイル名の先頭に radkit- がつくようです。
セッションログを SCM へアップロードしてみる
interactive セッション終了時にセッションログが残され、このセッションログも SCM へアップロードできます。
さきほど show tech-support を実行したときのセッションログのアップロードも試してみます。
show session-logs にて、show tech-support を実行したときのセッションログが残されていることを確認できます。
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx> show session-logs
id filename filepath
---- ---------------------------- --------------------------------------------------------------------------
1 20251213-015508783034-r1.log C:\Users\dummy\.radkit\session_logs\client\20251213-015508783034-r1.log
session-logs upload <ID> にて SCM へセッションログをアップロードできるようです。
<ID> は show session-logs で確認した id を指定します。
[dummy@hoge-hoge-hoge] 7xxxxxxxx> session-logs upload 1
セッションログもアップロードされました!
操作ログなどもこれで SCM へ直接アップロードできますね ![]()
おわりに
RADKit で少しでも作業負担を減らすことができたらいいなと思います!
RADKit に関する記事は他にもいろいろありますので、興味を持っていただけた方はぜひ目を通してみてください!
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