どうも皆さんお久しぶりです。株式会社ラクスのrs_shoと申します。
あれやこれやとやっているうちに記事を書くタイミングがなかったですが、
ちょっと手が空いたタイミングを見計らってこの記事を書いています。
クレジットカードって…奥が深い!
はじめに
クレカって便利ですよね、日本は造幣技術が高いので比較的安心できる国だとは思いますが、
海外では偽造貨幣が…紙幣の価値・信用が…という話はたまに耳にします。
クレカが絶対安全というわけではないですが、比較的セキュリティが高い支払方法かなと思います。
現代では経済成長に伴って各所でクレカのシステムが導入され、
今や国内・海外でキャッシュレスの時代の波が来ていると思います。
僕もクレカ連携の仕様を完全に理解したわけではないですが、
クレカ周りの整備をしていこうとしている、日々対応されているエンジニアの方向けに
ざっくりクレカ周りでよく使われる単語をかる~く解説してみようと思います。
(僕のアプトプットにも最適だなと思ったのでこのテーマで書かせていただきます!)
クレジットカード連携システムの用語について
明細連携まわりの問い合わせ対応をしていると、
「イシュア」「アクワイアラ」「ブランド」「オーソリ」「クリアリング」などの専門用語が頻繁に登場します。
しかし、実務では
- “何となく理解・イメージはしているつもりだけど、意識したことはない”
- ”あまり理解はしてないけど、連携に問題がないから急いで調べる必要がない”
といったことも多く、背景の仕組みを明確に説明しづらい場面もあります。
この記事では、クレジットカード明細を取り扱う上で押さえておきたい
専門用語について簡単に説明しつつ、アウトプットしようと思います。
1. クレジットカードでよく出てくる単語
クレジットカードの決済~明細化の流れには、主に以下の3つが関わります。
- イシュア(Issuer):カードを発行する会社
- アクワイアラ(Acquirer):加盟店と契約する会社
- ブランド(例:VISA, Mastercard など)
また、よく出てくる決済データの形式として以下2つがあります。
- オーソリ:使用時の速報データ(仮データ)
- クリアリング:確定後のデータ(実際に請求されるデータ)
まずはこの5つについて説明します。
2. イシュア(Issuer:カード発行会社)
イシュアは、カード会員側を担当するプレイヤーです。
- カードの発行
- 会員情報の管理
- 与信審査
- 信用できるか、支払能力があるかを審査・評価する
- オーソリ処理(後述)
- 請求処理
3. アクワイアラ(Acquirer:加盟店契約会社)
アクワイアラは、店舗側の窓口となるプレイヤーです。
- 加盟店と契約する
- 店舗の売上データを回収する
- ブランドネットワークへ売上データを送信する
- 店舗への立替払い(売上入金)を行う
「売上データがどこから届けられるのか?」という観点では、
加盟店 → アクワイアラ → ブランド → イシュア
という流れが基本です。
4. カードブランド(国際ブランド)
ブランドは、「カードネットワークを提供する運営者」にあたります。
- 決済ネットワークの提供
- 通信規格の定義
- 不正利用ルールの制定
- 各事業者間のルール調整
ブランド自身は明細を作りませんが、
世界中のアクワイアラ → イシュア間のデータをつなぐ“道路” のような存在です。
5. オーソリ(与信データ)
オーソリは実際に利用した後に届く速報データになります。
- このカードが利用可能か、有効期限が切れていないかなどのチェック
- 後述するクリアリングデータとは異なり、仮データ
- オーソリとクリアリングの金額に差異が出ることがありますが、これは正常な挙動(あくまで「仮データ」)
6. クリアリング(確定データ)
前述したオーソリとは異なり、実際に請求される金額のデータになります。
- オーソリとの差異はあるが、確定後のデータ(売上)
- カード利用者が実際に請求される金額との差異はない
まとめ
この記事では、決済明細を扱う際に必須となる
「イシュア・アクワイアラ・ブランド」、「オーソリ・クリアリング」という5つの単語をまとめました。
実はクレカで支払っている際、様々な会社が関わっています。
次の記事では、これらの構造を前提に
“オーソリとクリアリングの金額がずれる理由について”
を解説します。
