52
43

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

最新の Ruby と Rails をインストールして Rails プロジェクトを作成する

Last updated at Posted at 2018-11-09

そもそも Ruby と Rails の最新バージョンって何を確認すれば良いんだっけ?

公式サイトから最新バージョンを確認するのが正確です。

基本的に開発環境ごとに Ruby のバージョンを指定したいので、 rbenv を使ってバージョン管理していきます。

rbenv とは?

Ruby のバージョンを管理してくれるバージョン管理システムです。
rbenv/rbenv: Groom your app’s Ruby environment

Ruby のバージョン管理システムは他にも RVM などがありますが、私は使いやすい rbenv のほうを使っています。

比較については以下などを参考に。

ruby-build とは?

rbenv の README を見ていると、「ruby-build」という単語が出てきます。これは rbenv のプラグインです。
rbenv/ruby-build: Compile and install Ruby

rbenv install コマンドを提供する rbenv のプラグインとして利用できます。

最新の Ruby と Rails をインストールする方法

公式サイトから Ruby と Rails の最新安定版バージョンを確認します。

2018年11月9日 時点
Ruby 2.5.3
Rails 5.2.1

※ ここから先は rbenv と ruby-build がインストールされている前提で話を進めます。まだインストールされていない場合は、公式の README の手順に従ってインストールしていきましょう。

1) ruby-buid を更新して最新の Ruby をインストールする

# ruby-buid を更新する
$ brew update && brew upgrade ruby-build

# `rbenv install -l` を実行して最新の Ruby バージョンが出てくるのを確認
$ rbenv install -l

# 最新バージョンの Ruby をインストール (2018/11/09 時点)
$ rbenv install 2.5.3

2) 最新の Rails をインストールする

# 実行するディレクトリの場所はどこでも可
$ gem install rails

Rails は Gem なので、もうすでに Rails がインストールされている場合は gem update rails でアップデートできます。

※ もし ERROR: While executing gem ... (Gem::FilePermissionError) というエラーが出たら...

Mac に標準でインストールされている Ruby を使おうとした場合、パーミッションエラーで実行できない可能性が高いです。

以下の記事などを参考に、rbenv を global でも利用できるようにしましょう。

gem installでpermissionエラーになった時の対応方法 - Qiita

これで、最新の Ruby と Rails が使えるようになりました :tada:

3) Bundler をインストールする

Bundler とは、Gem を管理するためのパッケージマネージャーです。
Bundler: The best way to manage a Ruby application's gems

Rails は Bundler を使って Gem を管理しているため、Bundler をインストールしましょう。

$ rbenv exec gem install bundler

rbenv exec をつけると、「rbenv の設定で現在有効な Ruby の Bundler」をインストールすることができます。

4) Rails プロジェクトを作成する

$ rails _5.2.1_ new [project name]

これで一通りインストール & Rails プロジェクト作成ができました!
どんどん開発していきたいですね :relaxed:

参考になった記事

rbenv + ruby-build はどうやって動いているのか
railstutorial - 1.2.1 開発環境

52
43
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
52
43

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?