Emacsはテキストエディタというにはあまりにも色々できすぎるのでもはやエディタとしても使える。くらいに思うようになった。もうこれOSじゃねぇの?と割とよく思う。
で今日の表題
TwitterでEmacsについて検索していたら
Emacsを1日に何度も起動するのはにわか!
あるいは
Emacsを終了させるのはにわか
ってツイートを発見してしまった。
愕然とした。そんな方法があるのかよって。
Emacsの設定ファイルinit.elに500行以上の書き込みがある僕のEmacsは起動するのにそれなりに時間がかかっていた。ブランチの切り替えはMagitを導入してからEmacsを終了させなくても良くなったけどそれでも1日に何度もストップアンドゴーを繰り返す。だから驚いた。同時にエディタの定義がゲシュタルト崩壊した。エディタってなんや?(´・ω・`)?
デーモン閣下のEmacs
悪魔であろう。
そうであろう。
なぜならデーモンを利用するとEmacsをずっと起動しておくことができるのだから。
よせ!Emacsが過労死しちゃう!
まさに悪魔の所業。
emacs --daemon
というコマンドを実行することでEmacsは明示的に終了のコマンドを入れないとずっと起動したままになる。
そして起動しているEmacsにコネクトしてファイルを編集するときはemacsclient -nw
で行う。<-nwとつけないと日本語が打てないというスパルタクスモードになる。それも悪くない...
デーモンの名前の由来はギリシャ神話から面倒事をデーモンという精霊に押し付けたことに由来するそうな。
神なのに鬼畜の所業...
あと読み書きの都合上デーモンとなるけれど精霊を意味するdaemonと悪魔をさすdemonとだと綴がちがうそうな。僕はさっき知った。
働き者のEmacsに慈悲を
ずっと起動しっぱなしのEmacsを停止する便利コマンドがあってそれを入れればEmacsを止められる。
にわかと言われることはしょうがないが止め方も書き残す(Emacs歴1ヶ月の新参なので)
"emacsclient -e '(kill-emacs)'
これでいいらしい。
あとがき
使うのが楽しいけどEmacsを触ることが目的にならないようにしないと
Emacsのpackage-install
コマンドを利用して日々知らないパッケージをザッピングするのが好きです。
昨晩見つけたパッケージでhttprepl
というのがあってEmacsからHTTPリクエストを送るんだけどREPLで実行できるから下手なターミナルからするよりずっとかんたん。
RailsでAPIサーバー立てて検証するならこれ多分最強。
あとまた別の日にまとめようと思ったけどブラウザが存在するらしい。
本当にEmacsって何なんだ?って思います。
最新の僕の見解ではこれはOS。