この記事で書くこと
Angular MaterialのsidenavをAngularプロジェクトに実装する方法を説明します。
Angular Material, Angular CDKのインストール
既にAngularプロジェクトを作成されていると仮定して話を進めます。
プロジェクトフォルダにて以下のコマンドを入力してインストールを実行します。
npm install --save @angular/material @angular/cdk
Angular Materialをプロジェクトに追加させる
以下のコマンドを続けて入力して、プロジェクトにAngular Materialライブラリを追加します。
ng add @angular/material
このコマンドを実行することで、Angular Materialライブラリの依存関係をプロジェクトに追加してくれます。
sidenavコンポーネントの実装
コンポーネントの生成
以下のコマンドを実行することで、Angular Materialのsidenavをコンポーネントとして生成して追加します。
ng generate @angular/material:material-nav --name=test-sidenav
test-sidenav
の部分はコンポーネントの名前なので、好きな名前にしてください。
ng generate @angular/material:material-nav
は、Angular 6から実行できるようになりました。
コンポーネントの埋め込み
コンポーネントを作成したらHTMLにコンポーネントを埋め込みます。
<app-test-sidenav></app-test-sidenav>
上記を埋め込んで試しにng serve
を行いローカル環境で確認すると、このようなバーが表示されます。
デフォルトでレスポンシブデザインとなっているので、PCディスプレイ等の横幅の大きな画面では以下のようになります。
テーマの読み込み
Angular Materialが用意しているテンプレートを使用することが出来ます。
使用するには、style.css
に以下の一行を追加します。
@import "~@angular/material/prebuilt-themes/indigo-pink.css";
テンプレートは以下の4種類あり、好きなものを選ぶ事が出来ます。
deeppurple-amber.css
indigo-pink.css
pink-bluegrey.css
purple-green.css