Dockerコンテナ同士が通信するとき、Dockerネットワーク経由してます。
そのDcokerコンテナのネットワーク操作コマンドをまとめました。
ネットワークの一覧表示
$ docker network ls [オプション]
オプション |
説明 |
--filter=[], -f |
出力をフィルタする |
--no-trunc |
詳細を出力する |
--quiet, -q |
ネットワークIDのみを表示する |
Dockerはデフォルトでbridge/host/noneの3つのネットワークを作成します。
filterで利用できるキー
項目 |
説明 |
driver |
ドライバーの指定 |
id |
ネットワークID |
label |
ネットワークに設定されたラベル |
name |
ネットワーク名 |
scope |
ネットワークのスコープ |
type |
ネットワークのタイプ |
ネットワークの作成
$ docker network create [オプション] ネットワーク
オプション |
説明 |
--driver, -d |
ネットワークブリッジまたはオーバレイ(デフォルトはbrige) |
--ip-range |
コンテナに割り当てるIPアドレスのレンジを指定 |
--subnet |
サブネットをCIDR形式で指定 |
--ipv6 |
IPv6ネットワークを有効にするかどうか |
-label |
ネットワークに設定するラベル |
ネットワークへの接続
$ docker network connect [オプション] ネットワーク コンテナ
オプション |
説明 |
--ip |
IPv4アドレス |
--ip6 |
IPv6アドレス |
--alias |
エイリアス名 |
--link |
他のコンテナへのリンク |
ネットワークからの切断
$ docker network disconnect [オプション] ネットワーク コンテナ
ネットワークの詳細確認
$ docker network inspect [オプション] ネットワーク
ネットワークの削除
$ docker network rm [オプション] ネットワーク
参考
プログラマのためのDocker教科書