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AWS Well-Architected フレームワークのホワイトペーパー5本柱

Last updated at Posted at 2020-07-01

AWS Well-Architectedフレームワークとは?

AWSを利用するためのベストプラクティスをまとめたもの。

Well-Architected フレームワーク

AWS Well-Architectedフレームワークの3つの構成要素

1. ホワイトペーパー

  • レビュープロセス
  • 5本の柱
  • 設計の原則
  • ベストプラクティス

2. Well-Architected Tool

  • ワークロード管理
  • レビュー結果の管理

3. 支援するソリューションアーキテクト

  • 構築
  • 設計
  • 運用
  • レビュー

ホワイトペーパーの5本の柱

3つの構成要素の中のホワイトペーパーの5本の柱。
5本の柱は、Well-Architected を体系立てる基本的な考え。

クラウド全般についての一般的な設計原則

そもそも、クラウド全般の一般的な設計原則は以下です。
- 実際に稼働して計測し、確実なキャパシティ設計をする
- 本番環境と同じスペックおよび構成でテストし、リリース後の障害発生を減らす
- 環境構築は自動化し、再現性を高める
- データを収集しデータに基づいた意思決定を行う
- 頻繁にデプロイしてリスクを減らす
- ゲームデーを利用して緊急事態に備える

柱1:運用上の優秀性

オンプレと比べる、オンラインでのリリースのしくいやインフラをコードで管理する仕組みがある、
そのため、小規模なリリースを頻繁に行ったり、再現性が高いリリースを行えまる。
AWSもリリースのために使えない時間帯や制限事項はない。

運用上の優秀性についての設計原則

  • 運用をコードとして実行する
  • ドキュメントをコードと一緒に管理する
  • 小規模なリリースを頻繁にし、戻せるようにする
  • 定期的に運用手順を見直す
  • 障害を予想し、準備する
  • 運用上のすべての障害から学ぶ

柱2:コスト最適化

AWSは、従量課金制で費用節約可能。
需要のピークに合わせてサーバーを用意できる。

コスト最適化についての設計原則

  • 費用を追跡する、必要に応じてアラームを設定する
  • 不要な時間は停止する
  • 需要に合わせたリソース最適化を行う
  • マネージドサービスを積極的に活用する
  • 購入オプションを活用しコスト削減する

柱3:信頼性

AWSでは、サーバーが突然落ちるかもしれない、データセンターが突然停止するかもしれないという前提で設計する。
サービスをいかに継続させるかが信頼に繋がる。

信頼性についての設計原則

  • RPOとRFO
  • Multi-AZ
  • Multi-Region
  • ELB
  • Auto Scaling
  • リソースのモニタリング
  • バッグアップリストア
  • AWSの制限

柱4:パフォーマンス効率

AWS提供しているサービスを理解し、適切で使うことでパフォーマンス効率をあげることができる

柱5:セキュリティ

セキュリテ対策を行う際の基本的に考え方「多層防御」
複数のセキュリティ対策を行うことで、リスクを下げる

セキュリティのベストプラクティス

  • 認証情報の管理
  • データの保護
  • 脆弱性管理
  • 監視とログ管理
  • インシデント発生時のプロセスを準備

参考資料

みんなのAWS

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