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Dockerコンテナ操作コマンドのまとめ

Last updated at Posted at 2020-05-25

最近、dockerを勉強しています。
Dockerのコマンドって結構あって、覚えるの大変だなって思って、まとめました。

コンテナ生成/起動

$ docker container run [オプション] イメージ名[:タグ名] [引数]
オプション 説明
--attach, -a 標準入力/標準出力/標準エラー出力にアタッチ
--cidfile コンテナIDをファイルに出力する
--detach, -d コンテナを生成し、バッググラウンドで実行する
--interactive, -l コンテナの標準入力を開く
--tty, -t 端末デバイスを使う

コンテナを生成し、コンソールで対話的にコマンドを実行できます。

$ docker container run -it --name "test" centos /bin/bash

コンテナのバックグラウンド実行

$ docker container run [実行オプション] イメージ名[:タグ名] [引数]

オプション「-d」をつけると、バックグラウンド実行できる。

オプション 説明
--detach, -d コンテナを生成し、バッググラウンドで実行する
--user, -u ユーザー名を指定
--restart=[リスタート条件] コマンドの実行結果によって再起動を行う
--rm コマンド実行完了後にコンテナを自動で削除

リスタート条件

設定値 説明
no 再起動しない
on-failure 終了ステータスが0でない時に再起動する
on-failure:回数n 終了ステータスが0でない時にn回再起動する
always 常に再起動する
unless-stopped 直近のコンテナが停止状態でなければ、常に再起動する
$ docker container run -d centos /bin/ping localhost

コンテナを生成をし、localhostに対してpingコマンドを実行しています。
バックグラウンドで実行することをデタッチモードと呼びます。

対話式では、コマンドの結果がコンソール上に表示されるが、バックグラウンドでは起動したコンテナのコンテナIDが表示される。

バッググラウンドで実行されているかの確認

$ docker container logs

コンテナのネットワーク設定

$ docker container run [ネットワークオプション] イメージ名[:タグ名] [引数]
オプション 説明
--add-host=[ホスト名:IPアドレス] コンテナの/etc/hostsにホスト名とIPアドレスを定義する
--dns=[IPアドレス] コンテナ用のDNSサーバのIPアドレス指定
--expose=[IPアドレス] 指定したレンジのポート番号を割り当てる
--mac-address=[MACアドレス] コンテナのMACアドレスを指定する
--net=[ネットワーク名] コンテナのネットワークを指定する
--hostname, -h コンテナ自身のホスト名を指定する
--publish, -p[ホストのポート番号]:[コンテナのポート番号] ホストとコンテナのポートマッピング
--publish-all, -P ホストの任意のポートをコンテナに割り当てる

netオプションで指定する値

設定値 説明
brige ブリッジ接続を使う
none ネットワークに接続しない
containe:[name id]
host コンテナがホストOSのネットワークを使う
NETWORK ユーザー定義ネットワークを使う

ポートマッピング

$ docker container run -d -p 8080:80 nginx

ホストの8080ポートにアクセスすると、コンテナ上で動作するNginx(80番ポート)のサービスにアクセスできます。

DNSサーバを設定する

$ docker container run -d --dns IPアドレス nginx

などなど設定ができます。

リソースを指定してコンテナを生成/実行

$ docker container run [リソースオプション] イメージ名[:タグ名] [引数]
オプション 説明
--cpu-shares,-c CPUの使用の配分(比率)
--memory, -m 使用するメモリを制御して実行する
--volume=[ホストのディレクトリ]:[コンテナのディレクトリ], -v ホストとコンテナのディレクトを共有

コンテナを起動する時CPUとメモリのリソース利用を制限することができます。

デフォルトのcpu-sharesは、1024です。

コンテナの生成/起動する環境を指定

$ docker container run [環境設定オプション] イメージ名[:タグ名] [引数]
オプション 説明
--env, -e 環境変数を設定する
--env-file=[ファイル名] 環境変数をファイルから設定する
--read-only=[true or false] コンテナのファイルシステムを読み込み専用にする
--workdir=[パス],-w コンテナの作業ディレクトリを指定する
--user=[ユーザー名],-u ユーザー名またはUIDを設定する

稼働コンテナの一覧表示

$ docker container ls [オプション]
オプション 説明
--env, -e 環境変数を設定する
--env-file=[ファイル名] 環境変数をファイルから設定する
--read-only=[true or false] コンテナのファイルシステムを読み込み専用にする
--workdir=[パス],-w コンテナの作業ディレクトリを指定する
--user=[ユーザー名],-u ユーザー名またはUIDを設定する

--formatオプションを指定して、出力形式を変更することも可能。

コンテナの稼働確認

$ docker container stats [コンテナ識別子]

コンテナの起動

$ docker container start [コンテナ識別子]
オプション 説明
--attach, -a 標準出力/標準エラー出力を開く
--interactive, -l コンテナの標準入力を開く

コンテナの停止

$ docker container stop [オプション] コンテナ識別子 [コンテナ識別子]
オプション 説明
--time, -t コンテナの停止時間を指定する

コンテナの再起動

$ docker container restart [オプション] コンテナ識別子 [コンテナ識別子]
オプション 説明
--time, -t コンテナの停止時間を指定する

コンテナの削除

$ docker container rm [オプション] コンテナ識別子 [コンテナ識別子]
オプション 説明
--force, -f 起動中のコンテナを強制的に削除する
--valumes, -v 割り当てたボリューム削除

コンテナの中断/再開

中断

$ docker container pause コンテナ識別子

再開

$ docker container uppause コンテナ識別子

参考

プログラマのためのDocker教科書

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