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はじめに
Kibana (Elasticsearch, Fluentd) の学習のために、
Elasticsearch 7.14.0 環境で次の御著書を写経してみた.
📘 データ分析基盤構築入門[Fluentd,Elasticsearch,Kibanaによるログ収集と可視化]
ただし、御著書は前提とする Elasticsearch バージョンが v5.4.3 であり、
v7.14.0 では動作しない(と思われる)部分があったので、動いたときの記録を書き出しておく.
(当然ながら、本文を転載するようなことはしない)
本項では、御著書の 16章について書き出す.
なお、私は Elasticsearch, Kibana, Fluentd 初学者のため認識誤りの部分もあるかと思う.
検証環境
次のコマンドで構築した. (詳細は こちら を参照)
$ git clone -b Qiita-02 git@github.com:robozushi10/qiita-efk.git
$ cd qiita-efk
$ docker-compose build --no-cache
$ docker-compose up -d
なお、当方はポートを次のように割り当てている.
・Elasticsearch ... 29200
・Kibana .......... 29601
また、X-Pack による認証は使用していない.
第16章 Kibanaのインストールと設定
16-4 インデックスの設定
サンプルデータの入力 (P264)
シェイクスピアのサンプルデータ置き場の URL が異なる.
私は 公式チュートリアル に従い次の通り入手した.
$ curl -O https://download.elastic.co/demos/kibana/gettingstarted/7.x/shakespeare.json
次に、Elasticsearch への登録コマンドについても次の変化点があった.
・curl コマンドの -X には PUT ではなく、POST を使う.
・curl コマンドに「-H "Content-Type: application/x-ndjson"」を付与する.
$ curl -X POST -H "Content-Type: application/x-ndjson" \
localhost:29200/_bulk --data-binary @shakespeare.json
インデックスパターン設定の作成 (P265)
画面構成が変化しており、7.14.0 では次の(1)〜 の順で進めた.
(1) 左ペインで「Kibana」-「Index Patterns」をクリックする.
あるいは http://:/app/management/kibana/indexPatterns へのアクセスをする.
(2) 右ペインの「Create Index pattern」をクリックする.
(3) 「Index pattern name」欄に「shakespeare」と入力する.
(4) 「Next step >」をクリックする.
インデックス内容の確認 (P266)
画面構成が変化しており、7.14.0 では次の(1)〜 の順で進めた.
(1) 左ペインで「Analytics」-「Discover」をクリックする.
(2) 右ペインでドキュメント数が「111,396」件と表示されていることを確認した.