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Power Automate のオブジェクト変数はこうやって使うべし

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変数アクション便利ね!

初期値とかいろいろ設定できるから、変数アクションよく使ってます。
変数は「文字列、整数、Float、プール値、オブジェクト、アレイ」の6種類が存在します。

image.png

初期値がいっぱいあるとさー

こうなっちゃうわけですよ・・・

image.png

これだけで6アクションも使っちゃうわけなので
いやはや見るのがめんどくさい。(可読性悪し)

スコープに入れられない・・・

変数って、使うときはまず初期化する必要があるんですけどね
アクションをひとまとめにするスコープってのを使えばいいんじゃない?ってまず思うんですよ。

image.png

で、入れようとするとですよ

image.png

怒られるんですねー。
なのでつらつら書くしかないわけです。

ってことで、一つの変数に複数の値を宣言できるオブジェクト変数を使うことになるわけです。

オブジェクト変数

宣言の仕方

簡単な話、JSON書きなさいってお話です。

image.png

ただ、これだと後続のアクションで使用できないので
JSON解析アクションを追加する必要があります。

image.png

そうすると、後続アクションでオブジェクト変数の各値をそれぞれ使うことができるようになります。

image.png

特定の値を変更したい場合・・・

実はここが厄介でしてね
例えば、Bの値だけを変えたいので、変数の設定でBの値のみ変えるように設定するじゃないですか。

image.png

で、これをJSON解析するわけですね
image.png

すると、Aの値は消え失せて、Bのみの値が入るようになるわけです。

image.png

ただ、初期化時のJSON解析のデータは残っていますので
こういう風にしてあげれば
image.png

前の情報も値として引き続き使えるようになります。

image.png

まとめ

オブジェクト変数は使い方にちょっと一癖ありますが
使い慣れると、非常に可読性も高い素晴らしい機能となっていますので
是非皆さん負けずに使いこなして、素晴らしい業務フローを作成していってくださいね\( 'ω')/

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