こんにちは。
とある業務自動化プロジェクトの運用チームに参画する者です。
記事書くことになったものの、技術的に共有できそうなものないので
よくある「エンジニア(?)社員の1日」みたいな感じで
私のリアルな1日の業務の様子をお届けしようと思います。
IT業界って本当に幅が広すぎて、同じ会社の社員と「今の現場どう?」って話しても
みんな違うことしてます。同じ現場だけど、チームによって全く違うとかもあるあるです。
今回は「とあるSES社員の一例」として、気楽に読んでもらえたらうれしいです。
目次
自己紹介
はじめまして、株式会社スピードリンクジャパンのアラサーです。
この会社には2023年に中途未経験で入社しました。
私が前いた現場では、資産管理と呼ばれる仕事をしてました。
今いる現場は、とある業務自動化プロジェクトの運用チームです。
・自動化された情報収集プログラムを実行
・担当者へ情報を連携
こちらが主軸です。
これに伴って、
情報収集の手順書作成、プログラムのテスト・改修依頼の作業もあります。
運用チームの1日
時間軸に沿って1日を追っていきましょう。
9:00-9:30 案件A向けの情報収集
案件という言葉は、ここでは情報の提供先(お客様先)だと思ってください。
この時間、先述したプログラムを実行します。
プログラムの中身をざっくり説明すると、お客様の求める情報を
とあるサイトから取得してExcelに転記しています。
ただこのプログラム、開発同時進行なので
エラーが起きたり、欲しい情報が取れてない!なんてことも頻発しておりまして
プログラムが動いている裏で自分でも手動でサイトを確認します。めんどくさいですね。
9:30-10:00 内容を確認して担当者へ連絡
プログラムが取得してくれたExcel内容の精査を行います。
プログラムのエラーが多すぎると信用されないの悲しいですね。
確認が終わったら、担当者さんに連絡を行います。
案件ごとに「何時までに報告くださいね」という取り決めがあるので、
エラー連発しても大丈夫なように余裕を持って作業するようにしています。
10:00-10:30 朝会
朝会の時間です。前日タスクの進捗と、本日タスクの確認を行います。
時にはマネージャーさんから鋭いご指摘が飛んできます。ひええええ
10:30-12:00 各自タスク作業
運用チームメンバー各自それぞれのタスク業務を行っています。
別案件の情報収集のため、この時間にプログラム実行を行っている人もいます。
最近の私は、先述した手順書作成やプログラムのテスト、改修依頼の作業をしています。
新規案件が増えるときは、
お客様が「こういう情報が欲しいんだよー」と言われたものに対して、
どのサイト見てどうやって情報取りましょうか?その情報整合性大丈夫でしょうか?
といった調査もやっています。
12:00-13:00 休憩
私のお弁当は毎日鮭です。そういう家系です。
13:00-18:00 案件B向けの情報収集
案件B、どのサイトから情報持ってくるかっていうのがなかなか決まらなくて、
今も少しずつプログラム修正をお願いしている段階なので、
プログラム実行も手動取得にも時間がかかるという厄介な作業です。
早く終われば各自タスク作業の時間にあてます。
18:00- 残業
私の現場は残業ほぼありません。
各自タスク作業の期限が危ない時は少し残業をする程度です。
それも現場によるというのがSES。
大変なことは何ですか?
一番はコミュニケーションですね。
プログラムの仕様について質問したら全く想定していない内容で改修されちゃったりとか、
「こうしてほしい」が伝わらない時はしんどいですね…
開発チームさんとしては、時間かけて一生懸命直してくれたわけですから、
「あ、そうじゃなくて…」ってめっちゃ言いづらかったですよ。
やりがいは何ですか?
でも逆に、「こうしてほしい」が通じた瞬間は達成感がありましたね!
最近、情報更新の見落としがないように
スクリーンショットを取る運用をしていたんですが、まあめんどくさい。
その手順を開発チームさんに共有して、
「こういう意図で運用をしてるんですが、難しいとは思いますが自動化できませんか?」
と相談したら、
「スクリーンショットは難しいけど、この方法ならどうでしょうか?」
と提案してもらい、新しいプログラムを作ってもらうことができたんです。
そのおかげでスクリーンショット作業は撤廃され、めんどくさいことが一つ減りました!
結局コミュニケーションが一番大変だけど、
私にとってはやりがいになるのもコミュニケーションの部分が大きいのかもしれないです。
私たち運用チームが「この業務をこうやってやってます」って説明できないと、
とんでもない的外れなプログラムができることになるんですよね。
そう思うと、開発チームさんとのやり取りがいかに重要かを実感します。
最後に
いかがでしたか?
めんどくさいことも多いけど、毎日小さなやりがいを感じて働いている人間の長話でした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。