経緯
Cloud9でTemplateにDjangoを選択し、よし新しいDjangoをさっさと作るっぺー、と勢い付いても、
Cloud9ではデフォルトでPython2.7になっているため、何これズコー、とやる気が削がれてしまいます。
そんな訳で、Python3のDjangoプロジェクト開発環境を5分で準備する手順を整理します。
最初
- Workspace name : お好みで(たとえば、piyo)
- Template : Django
- ユーザ名 : 説明の便宜上、ここではpikotaroとします。あなたのユーザ名で読み替えてください。
Cloud9におけるPythonバージョンの変更
メニュー項目のCloud9から遷移し、Python2から3へ変更します
Cloud9 > Preferences > Python Version: Python3
Python3へのシンボリックリンク張り
$ sudo mv /usr/bin/python /usr/bin/python2
$ sudo ln -s /usr/bin/python3 /usr/bin/python
$ python --version
python 3.4.3
Djangoのインストール
pip3でインストールをやり直します。
やり直さないとエラーが起きます。
$ sudo pip3 install django
ALLOWED_HOSTSの設定
Cloud9で自動的に設定されるホスト名を、settings.pyのALLOWED_HOSTSにセットする必要が有ります。
セットしなければエラーが起きます。
自動的に設定されるホスト名は、Cloud9の仕様で、上記最初のワークスペース名とユーザ名に基づきます。
settings.py
ALLOWED_HOSTS = ['piyo-pikotaro.c9users.io']
準備完了
以上より、好きなようにPythonコードをガシガシ書いて、
通常と同じくメニュー項目のRun Projectをクリック、またはコマンドラインから
$ python manage.py runserver $IP:$PORT
を叩いて、
プロジェクトを実行する事が可能です。
以上