Cloud9からGitlabにアクセスしたいタイミングがあったため、実施した手順をまとめています。
今回のQiita記事では、SSHキーの作成から、プロジェクトをクローンする方法までについて解説します。Gitlabのアカウント作成やCloud9リソース作成については触れませんのでご了承ください。
目次
- SSHキーの生成と登録
- Gitlabとの接続確認
- リポジトリのクローン
- まとめ
1. SSHキーの生成と登録
① AWS Cloud9のターミナルで、以下のコマンドを実行してSSHキーを生成します。
$ ssh-keygen -t ed25519 -C "your_email@example.com"
今までRSAの鍵タイプしか使っていませんでしたが、Ed25519鍵というものがセキュリティ的に優れているという記述を見たので、試しに使ってみました。
SSHの公開鍵暗号には「RSA」「DSA」「ECDSA」「EdDSA」のどれを使えばよいのか?
② SSHキーをコピーする
cat コマンドで表示された内容をコピーします。
$ cat ~/.ssh/id_ed25519.pub
③ gitlabにログインし、ユーザアイコンから「Edit profile」を選択
④ 左側のメニューから「SSH Keys」を選択します。
Keyの部分に先ほどコピーしたSSH Keyの内容を張り付け、Titleに適当な名前を付けたら「Add key」を押してSSH keyの登録が完了となります。
2. 接続確認
Cloud9からGitlabに接続できるか確かめてみます。
$ ssh -T git@gitlab.com
接続が成功すると、以下のようなメッセージが表示されます。
Welcome to GitLab, @username!
これで接続完了です。
3. リポジトリのクローン
最後にお試しで、リポジトリをCloneしてみます。
gitlabのプロジェクトページにアクセスし、Cloneボタンをクリックして、Clone with SSHのURLをコピーします。
AWS Cloud9のターミナルで、以下のコマンドを実行し、リポジトリをクローンします。
git clone [リポジトリのSSH URL]
これで、リポジトリがクローンされました。
4. まとめ
今回の記事では、AWS Cloud9からGitlabに接続し、リポジトリをクローンするまでの手順について解説しました。どなたかの参考になれば幸いです。