LoginSignup
4
9

More than 5 years have passed since last update.

とっても簡単 Slack API ~ノンプログラミングで試す~

Last updated at Posted at 2019-02-10

概要

  • SlackのWeb APIベースのSlack APIへのアクセス方法を説明します。
  • ここでは、ユーザープロファイルの取得APIを題材に説明しますが、他のAPIの呼び出し方もすべて同じです。
  • ノンプログラミングでブラウザからすぐに呼び出して試せます。

Slack Appの作成

これからSlack Appを作成していく
まず https://api.slack.com/apps/new にアクセスする

image.png

App Name(アプリ名)とWorkspace(ワークスペース)を聞いてくるので、アプリ名をtestappとした。ワークスペースには、アプリをインストールするワークスペースを選択(※)する。

※たいていは自分が所属する組織で1つのワークスペースを使っているとおもうが、複数のワークスペースに所属している場合は複数の中から選択する。

image.png

入力したら[Create App]を押す。

OAuth Tokenの作成

次にOAuth Tokenを作成する。

Create Appをすると、こんな感じの画面がでている。

image.png

左ペインにあるOAuth & Permissionsを押す。

image.png

この画面を下の方にスクロールしていくと↓のようにSelect Permission Scopesという画面がでてくる。ここで、このSlack App(testapp)がどのようなScope(アクセス許可のスコープ)を持つかを指定する。

今回はこのSlack AppからSlackのユーザーのプロファイルにアクセスしたいuser.profile:readというScopeを指定する。

image.png

Scopeを入力すると↑のように補間されるので便利。

user.profile:readを選択したら、[Save Changes]を押す。

image.png

Slack Appをワークスペースにインストールする

さて、Slack App(testapp)へのScopeの登録も終了したので、これをワークスペースで使えるようにする。
OAuth & Permissions画面の一番上にある[Install App to Workspace]を押す。

image.png

すると、以下のように OAuthの確認画面が出てくる。

image.png

[許可する]を押すと、↓のように OAuth Access Tokenが生成される。

image.png

あとはここで生成されたOAuth Access Tokenを使って Slack API にアクセスできる。

早速 Web APIにアクセスしてみる。Profileを取得する Web APIのURLは https://api.slack.com/methods/users.profile.get に示してあるとおり、
** https://slack.com/api/users.profile.get**となるので、ここにさきほど生成した OAuth Access Token(xop-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxの形式)を付与してアクセスする。

ブラウザのアドレス入力エリアに** https://slack.com/api/users.profile.get?token=xop-xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx**を入力してアクセスしてみる。

無事、アクセスに成功した。

image.png

まとめ

  • Slack Appを作ってOAuth TokenをつかってSlack APIを呼び出す方法を説明しました

あと書き

Slack Bot と Slack Appは何が違うのか?

以前からSlackを使っている人ほど混乱しそうなのでメモを残しておきます。

ユーザーとインタラクティブなやりとりをするという意味でのSlack BotSlack Appの一部です。

Slack Botのイメージは↓のsmilebotみたいな存在ですが、このBotはSlack Appの中からBot Userとして作成することができます。

bot?

以前は、Custom Integration(カスタムインテグレーション)といって、Slack Appを作らずに、単体でBotを作っていましたが、今はSlack Appの一部としてBot Userを作るのが推奨のアプローチになりました。

4
9
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
4
9