はじめに
プログラミングの入門書やチュートリアルを読んでいると、こんなコードを見たことはありませんか?
hoge = "こんにちは"
print(hoge)
「ほげ?なんだこれ?」と思った方、安心してください。これは メタ構文変数 と呼ばれるもので、特別な意味はありません。この記事でわかりやすく解説します。
メタ構文変数とは?
メタ構文変数とは、プログラムの説明やサンプルコードを書くときに、「何か適当な名前」として使う仮の名前のことです。
つまり、説明のための「ダミーの名前」です。英語で言うと "placeholder(プレースホルダー)" に近い概念です。
実際のプログラムで使うわけではなく、「ここに何か名前が入りますよ」という意味で使われます。
なぜ「ほげ」なの?
英語圏では foo(フー)や bar(バー)がよく使われます。日本では、それに対応する言葉として 「ほげ」「ふが」「ぴよ」 などが使われるようになりました。
語源には諸説ありますが、「foo」の日本語読みが変化したとも言われています。深い意味はなく、慣習として広まった言葉です。
よく使われるメタ構文変数の例
日本のプログラミング界隈でよく使われるものをまとめました。
| 変数名 | 読み方 |
|---|---|
| hoge | ほげ |
| fuga | ふが |
| piyo | ぴよ |
| hogera | ほげら |
英語圏でよく使われるもの:
| 変数名 | 読み方 |
|---|---|
| foo | フー |
| bar | バー |
| baz | バズ |
実際にどう使われるか
たとえば、変数の代入を説明したいとき、実際のプログラムに関係ない名前を使ってシンプルに説明できます。
# 変数に値を代入する例
hoge = 10
fuga = 20
print(hoge + fuga) # 30と表示される
このコードは「変数の使い方」を説明したいだけなので、変数名に意味を持たせる必要がありません。だから hoge や fuga が使われます。
「ほげ」を見たときにどう思えばいい?
「ここは何でもいい名前が入るんだな」と思えばOKです。
実際に自分でコードを書くときは、hoge のような意味のない名前は使わず、userName(ユーザー名)や price(価格)など、意味のわかる名前をつけましょう。
メタ構文変数はあくまで 説明用・練習用 の仮の名前です。
まとめ
- 「ほげ」はメタ構文変数と呼ばれる、説明用の仮の名前
- 特別な意味はなく、「何か適当な名前」の代わりとして使われる
- 英語圏の
foo・barに対応する日本のプログラミング文化 - 実際のコードでは意味のある名前をつけることが大切
「ほげ」を見かけたら、「ああ、ダミーの名前ね」と気軽にスルーしてOKです!