はじめに
Gitlabサーバを構築するためにUbuntuサーバのインストールを行ったので、そのメモ書きとなります。
1. インストール準備
- 事前にインストールメディアをダウンロードします。
※こちらからダウンロードできます。Ubuntu Server 24.04 LTS - VirtualBox等のソフトウェアを使って、仮想サーバーを構築します。
※VirtualBoxのインストールおよび設定はこちらの記事「【VirtualBox】Linux(CentOS)構築」をご確認ください。
2. OSインストール
ここからはインストールの流れを記載します。
※最小限の設定としているため、高度な設定を行う場合はカスタマイズが必要です。
2-1. 言語設定
初期設定では日本語はないため、Englishを選択します。
※パッケージを入れることで日本語化は可能のようです。
参考:https://www.server-world.info/query?os=Ubuntu_24.04&p=japanese#google_vignette
2-2. Keyboardレイアウト
KeyboardレイアウトはJapaneseが選択できるため、Japaneseを選択します。
2-3. インストール設定
今回は最小限インストールされていればよいので、Ubuntu Server(minimized)を選択します。
2-4. ネットワーク設定
固定IPにするため、enp0s3を選択して、IPv4の設定を行います。
下記を設定して、Saveを押下します。
- Subnet:ネットワークアドレス/サブネット
- Address:設定するIPアドレス
- Gateway:設定するゲートウェイのIPアドレス
- Name Server:設定するDNSサーバーのIPアドレス
- Search Domain:設定するドメイン
2-5. Proxy設定
Proxy設定があれば設定します。
※特にProxyを使用していないので、空欄にしています。
2-6. ミラーサイト設定
デフォルトのままで問題ありません。
チェックがOKになったらDoneを押下します。
※インストールに使うリポジトリの設定です。
2-7. ディスク設定
今回はパーティションの要件がないため、Use an entire diskを選択します。
※パーティション設定をする場合は、Custome storage layoutを選択します。
2-8. ユーザー設定
- Your name:ユーザー表示名(設定不要)
- Your servers name:サーバーのホスト名
- Pick a username:ユーザー名
- Choose a password:ユーザーのパスワード
- Confirm your password:Choose a passwordで設定したパスワード
2-9. Ubuntu Pro
Ubuntuのサポートサービスです。
本番環境向けのサービスなので、Skip for nowを選択します。
※参考:Ubuntu Proエンタープライズ向けサポート
2-10. OpenSSHインストール
SSH接続する場合は必要になるため、Install OpenSSH serverを選択します。
※鍵認証を使う場合は、Import SSH keyの設定が必要です。
2-11. パッケージインストール
2-12. インストール
2-13. OS再起動
インストールが完了するとReboot Nowが表示されるため、Reboot Nowを押下して再起動します。
2-14. ログイン
おわりに
Ubuntuは16系のインストール以来でしたが、以前より設定の仕方がシンプルになったように感じました。
Ubuntu24.04からは日本語Remix版がないようですね。(Ubuntu 24.04 LTSの日本語Remixについて)
リポジトリは引き続き使用できるようです。
本記事がインストールの助けになると嬉しいです。