半角英数字に変換するショートカットが変わった
Yosemiteになって「ことえり」が「JapaneseIM」に代わったそうです。
参考:
OS X Yosemite:日本語入力エンジン「ことえり」を終了し、新しい「日本語IM」を新採用 | Mac OS X | Macお宝鑑定団 blog(羅針盤)
日本語入力中にOption+Sで半角英数に変換、ということえりの操作が染み付いてしまっているので、このショートカットが変更されていることに頭を掻きむしりました。
Option+S を押すと半角カタカナになってしまいます。
方法1:Karabiner
Karabiner
「高機能で安定性も極めて高いOS X用のキーボードカスタマイズツール。」
以下のようなprivate.xml
を使用することで、元のショートカットを復活させました。
<?xml version="1.0"?>
<root>
<item>
<name>Restore Kotoeri Key Bindings to OS 10.10+</name>
<identifier>private.input.japanese</identifier>
<inputmode_only>JAPANESE</inputmode_only>
<autogen>
__KeyToKey__
KeyCode::S, MODIFIERFLAG_EITHER_LEFT_OR_RIGHT_OPTION,
KeyCode::JIS_COLON, MODIFIERFLAG_EITHER_LEFT_OR_RIGHT_CONTROL
</autogen>
</item>
</root>
入力ソースが日本語のときのみ、従来のキー・バインディング(Option+S)を、新しいショートカット(Control+:)にリマップしています。
private.xml
を保存したら、Karabinerの設定画面に戻って[ReloadXML]してから、新しく作った設定のチェックボックスをOnにして、適用。
方法2:JapaneseIMの設定ファイルを書き換える
/System/Library/Input Methods/JapaneseIM.app/Contents/Resources/KeySetting_Default.plist
を見ると、次のような行があります。
<key>option+'s'</key>
<dict>
<key>command</key>
<string>transliterate_narrow_katakana</string>
</dict>
このtransliterate_narrow_katakana
をtransliterate_roman
に書き換えることで、直接的に修正可能と思われます。
参考:ドイツ語の文章を書くとき、optionキーを使ったウムラウトが使えません。イタリア語などのop... | Apple サポートコミュニティ