複数人で使用しているPCでのhomebrewの正しい使い方

はじめに

複数人でPCを使用しているときに自分専用のPCでやるようにhomebrewを使ってしまうと、PCの管理者エリアを汚してしまいます。
ユーザ固有のディレクトリにパッケージをインストールすることで、ログインしているユーザのみに影響を及ぼすようにする必要があります。
以下の手順でhomebrewを正しく使いましょう。
こんなことせずともlinuxbrewなるものを使えば事足りるみたいですが。。。

やり方

homebrewのインストール

/usr/localではなく~/homebrew/にhomebrewをインストールする。

terminal

cd
mkdir homebrew
curl -L https://github.com/Homebrew/homebrew/tarball/master | tar xz --strip 1 -C homebrew

brewコマンドのPATHを通す

~/homebrew/bin/のPATHを優先する。

~/.bash_profile

PATH="$HOME/homebrew/bin:$PATH"

としてターミナルを再起動。
もしくはPATHをexportする。

brewコマンドのPATHの確認

brewコマンドのPATHが適切に設定できているか確認する。

terminal

which brew    # -> /Users/<user name>/homebrew/bin/brew

パッケージのインストール先を確認

brewコマンドを用いてパッケージをインストールしたときに、そのパッケージのインストール先が適切に設定されているか確認します。

terminal

brew --prefix    # -> /Users/<user name>/homebrew

パッケージをインストールしてみる

rbenvである必要はありません。

terminal

brew install rbenv

うまくインストールできたか確認

先ほどのrbenvがちゃんとユーザ固有のディレクトリにインストールされたか確認する。

terminal

which rbenv    # -> /Users/<user name>/homebrew/bin/rbenv