初めてPHPer kaigiに参加してみたので感想です。
カンファレンスというより、フェスって感じの企画&熱量でした...楽しかった...
参加してみようと思った理由
私は主に以下動機で参加を決めました。
- 去年以前の参加レポ見て楽しそうだった
- 産休前の人脈作り(5月から産休予定で会社から1年弱離れるので、技術キャッチアップのためにPHPerと知り合いになってSNSで繋がったりしておきたかった)
- PHPコミュニティに入ってみたかった
- 雑魚ペチパーを卒業したい気持ち(7-8年くらいPHPerなのにPHPに詳しくなさすぎる)
チケット代が8,000円で参加にはちょっと勇気が要りましたが、結果的に行って本当に良かったです。
カンファレンス中
Day0はオンライン、Day1,2は現地会場参加しました。
特にPHPerの知り合いがいない状態でしたが、幸い所属会社のさくらインターネットがブースを出していたのでそこに突撃して自己紹介したりして、完全ボッチからは抜け出せました。
最初は慣れず、ブース見るのに気が取られてうっかり聞きたかったセッションに遅れてしまったりしました。
セッション
聞いてみたいセッションが同じ時間帯だったりすることもあってなかなかどれを聞くかの選択が難しかったです…
どのセッションも素晴らしかったのですが、記事が長くなりすぎるので強く印象に残ったものをメモしておきます。
普通の関数と同じく、正規表現もたくさんの責務を負わせると可読性が悪くなるので責務を分けましょうというお話でした。ぜひ取り入れたいです。
マイクロサービスというとなんか新しくていい感じで強いみたいなざっくりイメージしかなかったのですが、管理が辛くなる場合も多いしマイクロサービス以外に対応する方法があるはずなので、絶対にマイクロサービスじゃないと解決できないような場合にのみ適用することを推奨する、という内容でした。
キャッシュは麻薬というパワーワードが刺さりました。本当に必要かどうかを精査して、なんとなくで安易に使わないようにします。
PHP Stanをどう導入すればいいのかというお話でした。気になっているけど未導入なので、まずは試しにローカル環境へ導入してみようと思いました。
巨大なコアドメイン部分のリファクタリングをどう進めていくかというお話でした。分かりみが深くて5億回頷きました....
こちらもわかりみが深いお話でした。privateメソッドのテスト書くと、書くときは良くてもあとからメンテ辛い…
飲食物
朝食ドーナッツや飲み物、軽食などすごく豪華でそれだけで満足度高かったです。
PHPerチャレンジ
パンフレットやスポンサー企業の技術ブログなどから # のついたPHPerトークンを探してポイントを貯め、グッズが当たる福引を行えるというイベントです。
当日参加するまで企画を理解していなかったので、会場内であわててトークンを探したりしてなんとかポイントを貯め、2回福引を行えました。
ビギナーズラックなのか、1回目で金賞のPHPer kaigiオリジナル焼き印のカステラが当たりました
立派な箱入りの文明堂のカステラ、めちゃおいしかったです
ランチ企画
ぼっち参加の私としてはランチは当然一人なんだろうな...と思っていましたが、アンチぼっちというすばらしい企画がありました!
こちらの企画のおかげでDay1とDay2の二日間、初対面の人と4人パーティを組んでランチに向かうことができました。
Day1はどんな会社でどういったサービスを開発しているかといった話を聞けてすごくおもしろかったです。
また、メンバーの中の一人とその後たまたま隣の席になった時、お声がけ頂いたりしてありがたかったです!
Day2で同席した方からは、ask the speakerのコーナーを活用しているという情報を聞きました。
登壇される方は話好きの方が多いので、興味がありそうなネタを振ると沢山有意義な話をしてくれる、とか、業務で困っている課題を相談したり、質問を思いつかなくても質問している人の近くで話を聞いているだけでもためになるということでした。
今回私はブース周りとトーク聞くのでせいいっぱいだったんで、次回以降ask the speakerコーナーにも参加してみようと思います。
後悔した点は、ランチ会のメンバーをもっとちゃんと顔と名前覚えておいて懇親会の時に話しかければ良かった…というところでした。
懇親会
最初は様子を見ながら1人の人にそっと話かけたり、話かけてもらったりしていました。
幸い懇親会にブースを出していた自社メンバーが参加していたので、知り合いを紹介してもらって色々と話をすることができました。
知り合いゼロの人は、懇親会前に話しかけられる知り合いを作っておき、その人にまた知り合いを紹介してもらうのが勝ち筋なのかもしれません。
登壇者に話しかけてみたかったのですが、ずっとどなたかと話していてタイミングを掴めずにいました。
他の人を観察していると、輪の中にスッと入ってみて、話しかけられれば自己紹介、そうでなければまたスッと抜けるという技を使っている方を何人か観測しました。
次回以降この技を見習って登壇者を囲む輪の中に入ってみて、登壇者に話しかけてみようと思います。
まとめ
技術カンファレンスと聞いてイメージするような堅苦しい感じはなく、にぎやかで楽しい企画が盛りだくさんで、まさしくPHPerたちのお祭りといった感じでした。
肝となるセッションについても、PHPerという中でありつつもPHP本体の話だけに限らず、設計、品質、テスト、リファクタリングなどいろんなジャンルのお話が聞けて非常に勉強になりました。
また、スタッフの方たちの練度が半端なく、イベント全体のクオリティが高くて(受付システムやPHPerチャレンジ企画のシステム、幕間の映像など素晴らしかったし、懇親会でせっせと飲み物補充やごみ集めなどしてくれていてホスピタリティ半端なかった)めちゃくちゃ安心して楽しむことができました!楽しいカンファレンスをありがとうございました!