需要はほぼ無いと考えていますが、WSUSの更新プログラムを拒否するスクリプトを作成しました。
ここではスクリプト本体やインストール・構築方法には触れません。詳しくはGitHubをご覧ください。
現在プレビュー版として公開しており、今後仕様を大きく変更する可能性があります
ご利用は自己責任にてお願いします。
スクリプト実行後の結果
WSUSの条件: 環境
- Windows Server 2025 Preview (Build 26085)
- Hyper-V 仮想環境
- Intel Core i7-10875H
- 仮想プロセッサの数: 8
- メモリ: 8192MB
- NVMe SSD
WSUSの条件: 製品
Developer Tools, Runtimes, and Redistributables
- Visual Studio 2017
- Visual Studio 2019
- Visual Studio 2022
- Windows 10, Version 1903 and later
Office
- Office 2016
Windows
- Microsoft Defender Antivirus
- Microsoft Edge
- Windows 10 and later Dynamic Update
- Windows 10 and later GDR-DU
- Windows 10 LTSB
- Windows 10, Version 1903 and later
- Windows 11 Dynamic Update
- Windows 11 GDR-DU
- Windows 11
- Windows Safe OS Dynamic Update
- Windows Security platform
WSUSの条件: 分類
- Feature Packs
- Service Packs
- Upgrades
- セキュリティ問題の修正プログラム
- ツール
- 更新
- 修正プログラム集
- 重要な更新
- 定義更新プログラム
スクリプト実行後の結果
- 未承認の更新プログラム: https://github.com/rin309/rin309.github.io/blob/main/Wsustainable/0.2/Logs/2024-05-05T002002/NotApproved.csv
- 拒否された更新プログラム: https://github.com/rin309/rin309.github.io/tree/main/Wsustainable/0.2/Logs/2024-05-05T002002 (の {製品名}*.csv)
上記 NotApproved.csv (未承認の更新プログラム) の中身を見ますと、Windows 11/10の過去のバージョンや、32ビット版やARM64ビット版といった選択しなかった製品はリストに無さそうです。
完璧ではありませんが"それなり"に少なくなっていることが確認できます。
環境により大きく前後するため参考になりませんが、私の環境ではおおむね5分程度で完了しています。
課題
- 個人開発のため、そこまでリソースを割けない
- デバッグ不足による不具合があるかもしれない
- スクリプトの更新が面倒 (定義ファイル https://github.com/rin309/Wsustainable/tree/main/DeclineFilters がプログラムに同梱されている)
- 設定ファイルの更新 (バージョン変更ごとに再構築が必要)