科学者とエンジニアの違い
どちらも同じ「仕組みを追求する人」で、違いは、誰が作った仕組みかというところ。
科学者は神様が作った仕組みを追求する人で、エンジニアは人が作った仕組みを追求する人である。
私は理学部出身で、IT企業で活動している。私が科学者もエンジニアも両方体感してみて感じたことを記事にした。
科学者とは
科学者は自然現象がどういう法則で成り立っているのかを調べる。
調べ、解明した法則にのっとって社会を良くしていく。
神様は仕様書を作成せずに、人を世に生み出した。仕様書がなくても、人は仕組みをひもとき、
農耕や火力、電磁気を駆使して繁栄してきた。
エンジニアとは
エンジニアは人が作ったシステムがどういう仕組みで動いているかを理解する。
理解したシステムの修正点を考え、社会を良くしていく。
神様と同じく人もシステムを生み出している。ただ人は仕様変更ができるという神様とは違う能力があるので、
日々、自身の目の前のパソコンであったり、皆が利用するサーバの仕組みをより良くし、
サービスを造り人の生活を豊かにした。
違いがあってもやっていることは同じ
別に科学者は神が作成した仕組みを解明しているから偉いという話ではないし、新サービスを人がゼロから作っているから偉いという話でもない。
どちらも仕組みをひもとき、社会を良くする方法が無いかを考える点では同じである。
(もちろん利己的に活動する方もいる)