はじめに
仕事や家事、育児でばたばたする日々でも毎日ご機嫌に過ごすためのアプリをAIとともに作りました。
アプリ概要
その名も「everyday-gokigen」(そのまんま)
見落としがちな日々のよかったことやできたことを記録することに特化したアプリです。
なぜ作ったか
ノートに手書きで日々のよかったことを記録していた時期があり、
一日を良い気分で過ごせて、ご機嫌でいられました。
出産を経て、手書きで記すことが難しくなり、記録ができなくなりました。
そこで、スマホで簡単に記録できるようにしよう!と思ったのが発端です。
既成アプリにも似たものはありますが、課金しないと広告があったり、機能が多すぎたりと、
続けやすさの観点でしっくりきませんでした。
そこで、自分と自分に似た境遇の方向けに、AIを活用してアプリを作成することを考えました。
指針
- 維持費を極限まで減らすこと
- 早くリリースするため実装コストを減らすこと
- ご機嫌継続に特化すること
使用技術
- フロントエンド: Next.js 16 (App Router) / TypeScript / Tailwind CSS v4
- バックエンド: Next.js API Routes / Server Actions
- DB・認証: Supabase(PostgreSQL + Auth + Row Level Security)/ Google OAuth
- インフラ: Vercel(東京リージョン hnd1)/ Docker(ローカル開発環境)
- 主要ライブラリ: Zod(バリデーション)/ web-push(Web Push 通知)
選定理由
- スマホ利用前提ですが、スマホアプリでは学習コストやリリースコストを懸念し、Webアプリ + PWAで対応
- TypeScript 1 言語に統一することで、フロント・バックエンド間の型共有と学習コストを削減できる
- Supabase は PostgreSQL + Auth + RLS をマネージドで提供し、バックエンドの実装量を大幅に削減できる
- Vercel は GitHub push で自動デプロイでき、Next.js との親和性が高い
- すべて無料枠で始められる
主要機能一覧
毎日の「できたこと」記録
毎日できたこと、よかったことを記録できます。
何も思いつかない場合は、「お風呂に入れた!」「今日という日を過ごせた!」など選択肢を提示し、ワンタッチで入力できるようにしました。
この選択肢はAIに考えてもらいました。
今日の気分記録
「いい感じ」「ふつう」「しんどい」の三段階をワンタッチで記録できる機能です。
このボタンを押すと「できたこと」と気分が記録されます。操作を一つでも減らすためこのUIとしました。
継続ストリーク表示・キャラクター育成
継続モチベーション維持のため、継続日数を表示するようにしました。
また、継続日数に応じて、キャラクターが成長します。
継続日数が10の倍数(10日・20日・30日…)に達するたびにご機嫌チケットが付与され、サボってしまった日もチケットを消費することで継続可能としました。
一度サボっても手を差し伸べ継続を促します。
ご機嫌リスト管理
自分がご機嫌になれる方法を記録するための機能です。
筆者は真っ先に「寝る」を記録しました。(睡眠大事)
PWA対応 + WebPush通知
その日の記録がまだの場合、Vercel Cron で毎日20時に通知を配信するようにしました。
夕食後・就寝前の振り返り習慣を想定した時間設計としています。
記録履歴一覧
できたことの記録履歴一覧を確認できます。
記録することで、「今日もできたことがあった」と振り返ることに重きをおいているため、現状は直近30件としています。
使用してみて
- 通知のおかげもあり、連続して記録できています。日々ご機嫌です。
- 作成したあとに気が付きましたが、記録内容がアプリの性質上センシティブになる可能性もあり、万が一セキュリティ事故が起きてしまったら……と不安です。(DB保存時に内容の暗号化は実施しています)賠償できる資金もありません。そのため、現在はユーザー登録は停止しております。(そしてユーザーは自分のみ)まずは身内からユーザーを広げるか、それともユーザー数を増やすよりも自分用アプリ作りの経験を広めていく方向にシフトするか、などなど迷走中です。
- 普段使うアプリ(LINEなど)から入力、AIを用いてご機嫌方法を提案、、など追加してみたい機能はまだあるので、指針からブレず改善していければと思います。
おわりに
今回は個人開発のご機嫌記録アプリ作りについてまとめました。同じような境遇の方の参考になれば嬉しいです。

