はじめに
righty(らいてぃ)と申します。
タイトルは客寄せで、内容は自分語りのポエム枠です。
Qiita慣れしていないので、いろいろ見ているんですが、こんなアドベントカレンダーもあるんですね。
こんなのができる人間になりたい。
いきなりですが、本ポエムには、たぶん皆さんにとってのマナビはありません。
だってポエムだし・・・。
ただ、私にとっては非常にマナビとなりました。
駄文を人様に公開するのは初めてです。
恥ずかしい><
ですが、チャレンジすることは重要です。
それをマナビDXクエストで学びました。
無駄に長いので、本当に暇な時間が出来てしまったら、渋々読んで頂ければ幸いです。
回想
2024年、私は言いようのない不安に駆られていた。
Windows95販売開始時に、父が初めてパソコンを購入し、それを触り始めてから29年、私は40代を迎えていた。
それだけパソコンを触っていたにもかかわらず、私は父の勧めもあり、食いっぱぐれのない経理の仕事をしていた。
新卒から経理の仕事をしていたこともあり、経験は豊富、持ち前のPCスキル(PCの自作もできるよ)を活かし、会計システムの導入やExcelでの業務改善等、将来の管理職を目指し、日々業務を遂行していた。
しかし、デジタルの進化により、経理業務が食いっぱぐれる、つまりはシステムに移行していくことが言及され始めてきた。
そして、決定打となったのが2022年のChat-GPTの登場である。
理論上、経理の業務は生成AIで置換が可能になってしまったのだ。
父さん、どうしてだよ!食いっぱぐれちゃうよ!
これだけが理由ではない(むしろ小事)が、2024年4月、私は現在の会社へ転職をした。
課長職採用ということもあり、これで少しは安心かなと思ったものだ。
入社して2か月後の2024年6月、再来年に導入予定の新会計システムの調査も兼ねて、私はDXの展示会へと向かった。
そこで衝撃的な出会いをする。
Microsoftの基調講演で、初めて存在を知ったCopilot様だ。
Copilotにより、これまでの生成AIの機能だけでなく、今年中に、スケジュールの調整やメールの要約、会議の議事録や要点の報告など、様々なことができるようになるという内容であった。
そもそも生成AIを使っていなかった私にとって、AIのここまで進化は、頭を某イーロンに殴られたような驚きであった。
翌日から、私はCopilotを使い始めた。どう組んだらいいか分からないExcelの関数も、すぐに答えてくれる。
「あ、これ自分の存在価値がなくなるやつだ。」
私の直感が働いた。
恐る恐るGoogleで検索する。
「経理 DX」。
そこには、私が恐れていた経理業務の自動化の情報があふれていた。
このままではまずい、そう確信した私は、再びGoogleで検索をした。
「DX 勉強」。
検索結果の中に、私にとって運命の、一筋の希望となるようなWebサイトを見つけた。
「マナビDXクエスト」。
そう、これが私とマナビDXクエストとの出会いである。
マナビDXクエスト2024 ーLife is Techー
長い回想を経て、マナビDXクエストである。
2024年に私が選んだのは、「PBL01需要予測と在庫最適化」。
最初は、PowerPointやExcelを駆使して自力で進めていたが、初学者であれば当然、あそこで足が止まる。
演習03のモデル開発である。
なるほど、さっぱりわからん。
たぶん、2週間ぐらい放置した。
ある日、Life is TechのコミュニケーションツールであるDiscordで、「ソフトバン〇ユーザーは、Perplexityが1年無料で使える」という情報を目にした。
これは!ということで、早速LINEM〇を最安プランで契約し、Perplexityの有料版が無料で使えるようになった。
2,000円ぐらいの生成AIが980円ぐらいで使えて、データ通信5GBも付いてくる、破格のサービスだ!
これを使ってどうにかならないかと、サンプルコードを読ませて、結果と微調整を繰り返す作業が始まった。
検索に強いと言われているPerplexityで、である。
ここで培った壁打ち力は、今でも役に立っている。
そんなこんなで演習03を乗り切って、演習04、演習05と進んだ。
演習05を進めているときに、スライド生成AIなるものの存在を知った。
そこで、Gammaを使ってみたが、これはすごい、今までの経験値が無用の長物となっていく!(そうではない)。
演習05を無事に終え、演習06も終了。
無事にゴールドを取ることができた。
ありがとう、パープレ。
幕間
その後、地域企業協働プログラムに参加し、実際の会社でDXを進めるためにはどうしたらいいかを学ぶことができた。
非常にいい経験であった(以下略)。
地域企業協働プログラムも終了したので、経理の未来について、改めて考えてみた。
まず、ほぼ間違いなく、経理の業務はAIに置き換わる。
人件費を含めたコスト削減とかそういった話ではなく、経理において重要な正確性が段違いだからだ。
経費精算だけを見ても、領収書をAI-OCRで読取り自動で申請書を作成、会社の規定や人事データ、法律(税法など)マップデータなどを掛け合わせてAIエージェント化すれば、経費精算業務がほぼ一体的に自動化される。
そこから会計データの作成も自動化できる。
あとは振込データも自動化し、銀行サービスと連携させれば、振込の承認作業だけは手でやることで、振込まで完了、クレジットカード等キャッシュレスにすれば、それすら不用になる。
これらは、人が入力、人が目で見て承認するよりはるかに効率が良く、しかも高精度だ。
マナビDXクエストを経験して良かったのが、このような発想を持つことができるようになったことだ。
DXとは何かを学ぶことで、既存の運用に捕らわれず、デジタル化、AIへの置き換えで業務がこう変わる、といった考え方ができるようになった。
期間中、FP&Aというポジションを知った。
これは経理というよりは経営企画側ではあるが、経理知識×データサイエンスという、これからの経理の姿の一つであろう。
マナビDXクエスト2025 ーSIGNATEー
2025年度、マナビDXクエストは有料化となった。
22,000円と高額である。
今年は地域企業協働プログラムだけに参加しようかと迷った。
しかし、状況は一変する。
以前、会社にマナビDXクエストを紹介し、7月には社長以下経営幹部に向けてプレゼンをしていた。
このこともあり、今年度は会社からお金を出してもらえることになった。
ラッキー。
2025年度のマナビDXクエストは、SIGNATEで受講。
選んだテーマは、「"目視検査”をAIに!製造業のスマート化体験」。
今の会社が製造業ということもあり、会社で活かすことができそうなテーマを選択した。
今回の目標は、生成AIに頼り切ること。
ただ、それでは人の感情がなくなってしまうので、前回学んだ壁打ちの手法で、自分の意見を生成AIに反映させることにした。
演習01、02,そして難関の演習03のモデル開発も、前回の経験があるため、こういうことをしたいというやり取りを繰り返して完成させた。
こっちは、去年の終了後にPyton勉強しようと意気込んでいたのに、まだ「Hello World」が精一杯だぞ。
そんなレベル感でも、生成AIなら理想をかなえてくれる(でも、理想になる材料を与えないとできない)、まるで魔法使い。
プレゼン資料も、今回はcanvaを使い、プロットは自分で考え、文はChatGPTと共に作り上げ、canvaでデザインをした。
わずか2日で完成した。
なお、提出期限10時間前であったのは内緒だぞ。
完成したのか、無理やり形にしただけなのか。
何はともあれ、ChatGPTと共に、一気に駆け抜けた約3か月であった。
今回の成果は、モデル、プレゼン資料共にまあまあ上位と、満足のいく結果を出せた。
ありがとう、チャッピー。
経理社員にとってのマナビDXクエストと、未来について
「経理 DX」と「DX 勉強」というGoogle検索から始まった、私にとってのマナビDXクエスト。
始まる前は、PC知識もあるし行けるだろうと高を括っていたが、始めたら全然ダメだった。
人生は学びであることを痛感、マナビだけに。
実際に受講すると、問題の把握と課題の設定といったビジネス的要素から始まり、Pythonによるプログラミング、プレゼン資料作成など、様々な経験ができた。
一般的に、経理は他の職種と比較して、これらの経験が少ない職業である。
その意味でも、経理がマナビDXクエストを受講するのは大いにオススメである。
また、DXとは何かをしっかり勉強すると、DXの展示会が急に怪しく見えてくる。
驚くほどに、このシステムを入れたらDX!が多いのだ。
初めての2024年6月に行った展示会は、すべてが煌びやかに見えた。
これらを導入すると、どんないいことが起こるのだろうと、わくわくした。
2025年6月に同じ展示会へ行った。
これらを入れただけで、何がDXなんだろうと怪しむ自分がいた。
結局のところ、会社の将来をイメージし、その将来への進め方の一つがDXなのだと、個人的には考えている。
どのシステムを入れるかは重要であるが、どのタイミングで入れるかもまた、重要である。
請求書原本に印鑑をポンと押して、上司にも押してもらって経理に回送して終わり、みたいな会社が、システムを導入して、明日から費用のデータ分析なんて、やろうとしてもできないのだ。
回帰分析?なにそれ?だぞ!
まずは、データ化することから始めなくては、導入したシステムも使いにくいだけで終わってしまうだろう。
どこの会社とは言わないが、書いていて悲しくなってきた。
地域協働で助けてほしい。
社長以下の経営幹部への説明の際、締めのメッセージとしてこのように話をした。
DXとは、デジタルツールやAIの活用と、データの分析を掛けわせることで、事業や業務を変革すること。
企業経営を変革する、経営戦略であること。
これから、DXからさらに進んでAXの時代に入ろうとしている。
経理業務のDX化、AX化について、少しではあるが、イメージが持ててきた。
しかし、もしかするとその想像より、はるか進んだ形のものが出てくるのかもしれない。
きっと、頭のいい人たちはいろいろと考えているはずだ。
このようなことを想像できるようになったことが、私がマナビDXクエストを受講して一番良かったことだと思っている。
タイトル回収
ペーパーレス化をすればDXになるのではなく、紙をOCRで読み取ってデータ化して得られるデータを使って何かをするのがDXなので、そもそも何のためにペーパーレス化をするのかを考えるのが重要。
極論、紙に書いてある内容を手書きで集計して、その紙データで電卓叩いて分析やら何かしてしまえば、一応DXになる・・・のか?
むしろ、AX(Analog Transformation)なのでは?