概要
M5Stack製品にUIFlowをインストールするには通常M5Burnerを使いますが、
Raspberry Piには対応していないので、PCを使わずにRaspberry Pi単体でUIFlowを手動インストールするためのリンクとメモ。
ESPToolのインストール
UIFlowを使うためにはM5Stack製品にfirmwareを書き込む必要があるのですが、書き込みにはesptoolを使うのでインストールします。
pip install esptool
ファームウェアのダウンロード
ファームウェアはM5Burner経由でダウンロードすることが想定されているためリンクはありませんが、
規則性があるので機種とバージョンを基に直接urlを指定してダウンロードします。
例えばバージョンが1.8.0でM5Stack Core、M5 Atom Lite用のファームウェアをダウンロードする場合のURLは以下になります
M5Stack CORE: http://firmware-cdn.m5stack.com/firmware/UIFlow-core-v1.8.0-en.bin
M5Atom Lite: http://firmware-cdn.m5stack.com/firmware/UIFlow_Lite-atom-v1.8.0.bin
参考:M5Stackメモ
ファームウェアの書き込み
M5BurnerはWifi設定をすればファームウェア書き込み時にまとめて書き込んでくれるようですが、
手動ではどうするのかわからない(Wifi設定を記載したデータファイルを生成して書き込むようですが、その作り方がわからない)ので
Wifi設定なしで書き込みます。
esptool.pyにパスがあたっていない場合は~/.local/bin/esptool.pyにあるのでフルパスで指定します。
~/.local/bin/esptool.py --chip esp32 --port /dev/ttyUSB0 --baud 115200 --before default_reset write_flash -z --flash_mode dio --flash_freq 80m --flash_size detect 0x1000 ~/UIFlow-core-v1.8.0-en.bin
Wifi設定
ファームウェアの書き込みの際にWifi設定をしなかった場合はWifi設定をする必要があります。
M5Aomで一度Wifi設定したあとにWifi設定を変更したい場合は以下のようにして再設定できます。
M5AtomをUIFlowで書き込んだあとにWiFiでUIFlowに接続するモードに戻す方法
APIキーの取得方法
色んな方法がありますが、UIFlowを書き込んだデバイスを接続し、
Arduino IDEのシリアルモニタを開いてからリセットしてAPI Keyを表示させるのが一番確実な方法のようです。