ゼロから始めるAI駆動開発+Claude Code連載について
この記事は、アドベントカレンダーを1人で完走する試みの21記事目です。
「AIモデルの進化、AIツールの進化が早すぎて着いていけない…」
「このままではいけないと思って学びたいけど、どこから手を付けたらいいか分からない…」
「そしてこの先、AIに仕事が奪われてエンジニアでいられるかも不安…」
といった悩みを解決するためのアドベントカレンダーです。
AI駆動開発の基礎、現時点でのデファクト・スタンダードと言えるClaude Codeの基礎から応用、AI時代のキャリア論からAI推進までを取り扱います。
Codexとは
Claude codeと比較されるツールとして、Codexが挙げられます。
本日の記事はCodexとは何か、Claude Codeとの使い分けは何かを解説します。
Codexが注目を浴びたのは2025年7−8月頃です。しかしCodex CLIとCodex Cloudがリリースされたのは4, 5月です。なぜ正式リリースでもないこのタイミングで注目されたのでしょうか。
背景としては、5月にリリースされ国内でも話題となったClaude Codeが、性能低下バグで評判を落としていたことにあります。その中で代替ツールとして、Codexに日の目が当たったと言えます。Codex CLIでコーディングするだけではなく、Claude CodeからCodexのMCPを呼ぶ使い方もされていました。
現時点のCodex
では、2025年12月現在はどうでしょうか。
結論、Claude Codeが依然として強い状況にあります。元々問題視されていた性能低下バグも1ヶ月ほどで解消されてClaude Codeの勢いは戻り、加えて機能面やモデル進化でも依然としてClaudeが差を付け続けています。
CLIツールとして真正面から比較すると、正直Claude Codeが他ツールから頭一つ抜けて進化しています。IDEはそれぞれのアプリごとに独自の強みで進化しているのに比べて、CLIツールはほぼ差別化されていません。結果として、機能面で優れていてコミュニティも大きなClaude Codeの一強にあります。
では、現時点でCodexを使う強みは何でしょうか。
まず、レビュー機能はCodexが便利です。Codex CLIのスラッシュコマンド/reviewは、PRに対してやローカルのコミット前に対しての選択肢が表示され、精度の高いレビューをしてくれます。Claude Codeの/reviewはPR前提になるので、そのあたりで差があります。
クラウドのレビュー機能も優秀で、レビュー機能を有効にするチェックを付けるだけで、PRに対し自動レビューが有効化されます。
また、クラウドはCodexの利点を感じやすいです。Codex Cloudは5月リリース、Claude Code on the webは10月リリースなので、現時点ではCodex Cloudに一日の長があります。
具体的にはbest of Nと呼ばれる機能で、同時に4つのバージョンを作成させることができます。同じプロンプトに対し4つまで別の実装を同時実装できる機能で、実装における解釈がブレて悩みそうな場合に有用です。
また、差分の表示やプレビュー等も、Claude Code on the webに比べて現時点では高機能と言えます。
サブとしての役割
Codexは、ChatGPTのPlus以上のプランで利用可能です。そういう意味ではChatGPTが本体と捉えることもできます。
また、Claude Codeを個人のProプランで利用している場合、度々Rate Limitに引っかかることがあります。その際に上位プランのMaxプランに上げると月$20から月$100になってしまいます。その負担を避けつつ趣味の範囲でAI駆動開発を進める場合、ClaudePro$20、ChatGPT Plus$20の合計$40であれば、Claude Maxプラン$100より安上がりです。
もちろんツールが別なので開発者体験は異なりますし、セッションも別です。業務のように品質が求められるコーディングで2つを併用するのは困難なので、個人開発の趣味範囲に限られるでしょう。
今後のCodexの進化
Claude CodeとCodexのリリースを数ヶ月間 毎日追っていますが、Codexの差別化ポイントのレビューやクラウドもClaude Codeが追いつきつつあります。加えてClaude Code独自の強みであるサブエージェントやエージェントスキルといった機能に対し、Codex側は追従できていません。
徐々に差は開くばかりに見えるので、今から本腰を入れてCodexを学ぶ意義はあまり見出せないかなと思うのが本心ではあります。
とはいえ複数のツールを駆使することで得られる知見もあるので、ChatGPT Plus以上に入っている方は、サブツールとして活用してみても良いかと思います。
最後に
今回はClaude Code以外で使われるケースがあるCodexについて解説しました。
次回はSDD(Spec-Driven Development)について解説します。
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Claude CodeとAntigravity中心にキャッチアップして、たまにQiitaやZennで発信しています。
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この記事は全て人間が書いています。一部画像生成はAIを利用しています。
