計算式プラグインで、テーブル行数を指定できるようになりました。
新規レコード追加時に指定行数分を用意するなどの用途に利用できます。
※計算式プラグイン Ver.48以降でサポート
概要
計算式で指定することにより、テーブル行数を制御できます。
あらかじめ必要なテーブル行を準備したり、月ごとにテーブル行数を変えるなどが可能です。
追加・削除ボタンを非表示にして、誤った操作を防止できます。
テーブル5行固定例1
テーブルの計算式に「5」を指定するだけです。
テーブル行数は、0 ~ 100 の範囲で指定可能です。
あと行番号、行ごとに区分を設定します。
- テーブル5行固定: 5
- 番号: ROWNO(テーブル5行固定)+1
- 区分: CHOOSE(ROWNO(テーブル5行固定),"A","B","C","D","E","F")
- 数値: NVL(数値, CHOOSE(ROWNO(テーブル5行固定),10,20,30,40,50))
テーブル5行固定例2 日付と曜日設定
行ごとに、日付と曜日を設定してみます。
- テーブル5行固定: 5
- 番号: ROWNO(テーブル5行固定)+1
- 日付: DATE_ADD(開始日,ROWNO(テーブル5行固定),"day")
- 曜日: SWITCH(DATE_FORMAT(日付,"ddd" ),
"Sun","日","Mon","月","Tue","火","Wed","水","Thu","木","Fri","金","Sat","土","") - 区分: CHOOSE(ROWNO(テーブル5行固定),"A","B","C","D","E","F")
- 数値: NVL(数値, CHOOSE(ROWNO(テーブル5行固定),10,20,30,40,50))
テーブル行数可変例1
数値項目をテーブルの件算式に指定して、数値により行数を制御できます。
- テーブル: テーブル行数
- 番号: ROWNO(テーブル)+1
- 区分: "X-"&RIGHT("00"&(ROWNO(テーブル)+1),3)
テーブル行数可変例2 指定月の日数
指定月の日数分のテーブル行数を設定します。
- 指定月: NVL(DATE_FORMAT(指定月,"YYYY-MM-01"),DATE_STARTOF("TODAY","month"))
- 指定日から月の一日にします
- テーブル: DATE_ENDOF(指定月,"month","D")
- 指定月の最終日で、テーブル行数を指定
- 番号: ROWNO(テーブル)+1