計算式プラグインで、作業者の所属組織とグループを取得してみます。
概要
プロセス管理の作業者情報をステータス変化のタイミングと作業者を変更したタイミングで取得し、所属組織・グループの項目に設定します。
※計算式プラグイン Ver.65 以降でサポート
※上長の情報を取得する場合、ユーザー数等が多いと画面表示の処理時間が長くなります。
操作例
画面フォーマット
計算式プラグインの設定
.js
// 作業者コピー USER_SELECT
SET_CODE(
SEL_CODE(作業者,"array")
)
// 作業者上司 USER_SELECT
LET(a,SEL_CODE(作業者,"array"), // 作業者コード
b,UINFO(UINFO(a,"#boss"),"code"), // 上司コード
SET_CODE(b)
)
// 作業者所属組織 ORGANIZATION_SELECT
SET_CODE(
OINFO(UINFO(
SEL_CODE(作業者,"array"),"orgs"
),"code")
)
// 作業者所属グループ GROUP_SELECT
SET_CODE(
GINFO(UINFO(
SEL_CODE(作業者,"array"),"groups"
),"code")
)
LET 関数を使った例.js
// 作業者所属グループ GROUP_SELECT
LET(a,SEL_CODE(作業者,"array"), // 作業者コード
b,UINFO(a,"groups"), // 所属グループ文字列
c,GINFO(b,"code"), // 所属グループコード配列
SET_CODE(c) // グループ選択設定
)
各ステップ毎の取得値例
- SEL_CODE(作業者,"array"), // 作業者コード
- ->["営業太郎"] :作業者コードの配列
- UINFO(a,"groups"), // 所属グループ文字列
- ->["kintone-manage,everyone"] :グループコード文字列(csv)の配列
- GINFO(b,"code"), // 所属グループコード配列
- ->["kintone-manage","everyone"] :グループコードの配列
- SET_CODE(c) // グループ選択設定
- -> [{"code":"kintone-manage"},{"code":"everyone"}] :グループ選択設定用のオブジェクト