計算式プラグインで、テーブルの値をCSV文字列に変換できるようになりました。
とりあえず、テーブル内容をコピペなどにつかえるかも。
※計算式プラグイン Ver.48以降でサポート
概要
文字列複数行項目に、計算式を指定することで、テーブルの値をCSV文字列に変換できます。
文字列複数行の計算式:
OTCSV(テーブル)
※テーブルの全項目をCSV変換
OTCSV 関数
- OTCSV: テーブル内項目をcsv文字列にする
- OTCSV(テーブル[,TPOUT(区分,数量...)...])
- [TPOPT] 関数で、オプションを指定 TPOPT("HEADER","N")
- HEADER: "Y": あり、"N": なし :ヘッダー行の有無
- TITLE: "code": フィールドコード、"label": ラベル :ヘッダー行のタイトル
- SEP: 規定値 "," :区切り文字を指定
- QMARKS: 規定値 '"' :引用符を指定
- OTYPE: 規定値 "object" :値の形式。"string": 配列は。「,」区切り
- [TPFILTER(条件)]: 出力するテーブル行の条件を指定
- TPFILTER(数量>0)
- [TPSORT(項目[,フラグ]...)]: 出力するテーブル行のソートを指定
- フラグ: 1: 昇順、0: 降順
- TPSORT(項目1,0,項目2)
- フラグ: 1: 昇順、0: 降順
- [TPLABEL("ラベル"[,"ラベル"...]): 出力する項目名を変更
- TPLABEL("区分","金額")
- 例 OTCSV(テーブル)
- テーブルの全項目を CSVに変換。
- "日付","ドロップダウン","数値"
"2022-01-19","sample2","333"
"2022-01-03","sample1","77799"
- 例 OTCSV(テーブル, TPOPT("QMARKS","'"), TPOUT(ドロップダウンT, 数値T))
- テーブルのドロップダウンT, 数値T項目を引用符「'」で変換
- 例 OTCSV(テーブル, TPOPT("TITLE","label"), TPOUT(ドロップダウンT, 数値T))
- テーブルのドロップダウンT, 数値T項目を項目ラベルで変換
- 例 OTCSV(テーブル, TPOUT(日付,チェックボックス))
- "日付","チェックボックス"
"2022-01-04","[""sample2""]"
"2022-01-01","[""sample1"",""sample2""]"
- "日付","チェックボックス"
- 例 OTCSV(テーブル, TPOUT(日付,チェックボックス),TPOPT("OTYPE","string"))
- "日付","チェックボックス"
"2022-01-04","sample2"
"2022-01-01","sample1,sample2"
- "日付","チェックボックス"
テーブルの一部項目のみCSV文字列変換
文字列複数行の計算式:
OTCSV(テーブル,
TPOUT(文字列,ユーザー選択,チェックボックス))
※テーブルの全項目をCSV変換
レコード詳細画面で、文字列複数行の縦スクロール表示
テーブル行が多いと、レコード詳細画面で文字列複数行が縦に長く表示されます。
ちょっと便利なプラグインも「F27 詳細画面で文字列複数行を縦スクロール表示」で、見やすくすることが出来ます。