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kintone プラグイン設定の移行メモ

Last updated at Posted at 2018-02-15

ブラウザーの開発ツールを使ってプラグイン設定を移行する方法をメモしておきます。
kintone アプリをテンプレートから作成したり、他のアプリを流用した場合、プラグイン設定は引き継がれず未設定となります。
プラグイン設定内容が多いと、マニュアルで再設定するのは面倒だしミスしやすいので、簡単に設定内容を移行できる手順を考えてみました。

プラグイン設定内容の取得

流用元のアプリで、プラグイン設定画面を開き、設定内容を読み込んだところで止めます。

新条件書式プラグインの例

    var CONF = kintone.plugin.app.getConfig(PLUGIN_ID);
    var TEXT_ROW_NUM;
    var DATE_ROW_NUM;

    if (!CONF.hasOwnProperty('line_number')) {

2018-02-16_02h28_37.png

プラグイン設定内容の保存

コンソール画面で、ローカルストレージにプラグイン設定内容を保存します。
変数名は、プラグインによって異なります。

localStorage.setItem('key1',JSON.stringify(CONF));

JavaScript の実行を再開します。

プラグイン設定内容の複写

移行先アプリのプラグイン設定画面を開き、設定内容を読み込んだところで止めます。
プラグイン設定内容の取得時と同じところです。

2018-02-16_02h28_37.png

コンソール画面で、プラグイン設定内容をローカルストレージから読み込みます。
変数名は、プラグインによって異なります。

CONF=JSON.parse(localStorage.getItem('key1'));

JavaScript の実行を再開します。

プラグイン設定内容を確認

プラグイン設定画面で、内容を確認します。

2018-02-16_02h47_25.png

ローカルストレージの削除

使用したローカルストレージを削除します。

localStorage.removeItem('key1');

注意事項

プラグインによっては、本手順で移行できない場合もあります。

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