計算式プラグインで、アプリにテーブルを追加後、既存レコードのテーブルにテーブル行を1行追加してみます。
概要
kintone アプリで、テーブルに1行も無い状態があります。
プラグインやJavaScript カスタマイズによっては、テーブルが1行以上無いと問題になるケースがあります。
そこで計算式プラグインで既存レコードのテーブルにテーブル行を1行追加してみます。
- テーブルが0行になる主な要因
- あとからテーブルを追加すると、既存レコードのテーブルは0行
- CSV 読み込みでレコード追加時に、テーブルを指定しないとテーブルは0行
- REST API でレコード追加時に、テーブルを指定しないとテーブルは0行
編集画面では、自動的にテーブル行が追加されて表示されます。
ただレコード数が多いと画面を開いて保存するだけでも対応にかなり時間を要します。
一括計算によるテーブル行追加
計算式プラグイン設定
「循環参照を許可」をチェックします。
テーブル行数が 0 の場合、1 とすることで 1行追加されます。
テーブル行が1行以上の場合は、そのままで更新されません。
IF(COUNTROW(テーブル)=0,1)
OPTION: 循環参照を許可
// テーブル SUBTABLE
IF(COUNTROW(テーブル)=0,1)
ボタン設定
ボタン設定で、一覧画面の一括計算を有効にします。
ボタン名を変更できます。
一覧別設定
一括計算のボタンを表示する一覧画面を選択します。