chatGPT で kintone スペース管理コマンド作成してみました。
概要
kintone スペース管理コマンドを chatGPT で作成して、github に公開してみました。
簡単なコードからオプション機能を追加していくと、コードが長くなり生成を続けるか聞かれるようになるのが、面倒くさい。
kintone で開発中の新機能の下記を有効にする必要があります。
- 「スペースの情報を取得できるJavaScript API」を有効にする
- 「テンプレートを指定せずにスペースを作成できるREST API」を有効にする
ただゲストスペースについては、スペーステンプレート無しでは、スペース作成できませんでした。
あとスペース一覧、スペーステンプレート一覧の REST API が無いので、コマンドだけでスペース管理するのは、まだ無理です。
- chatGPT での作成手順
- node のコードを作成
- README のドキュメントも作成
- マークダウン形式で作成依頼すると途中まではマークダウン形式だが、コード部分の最後で、マークダウン形式から外れる
- テキストファイルで要求すると、マークダウン形式のテキストファイルをダウンロードできた
- github に公開
※npm パッケージ公開しました。
kintone_manage_space
Node.jsスクリプトを使用して、kintoneのスペースの作成、更新、表示、および削除を自動化します。コマンドラインから簡単にkintoneスペースを管理できます。
機能
- kintoneスペースの作成
- 既存のkintoneスペースの更新
- kintoneスペースに関する情報の表示
- kintoneスペースの削除
- 通常のスペースとゲストスペースの両方をサポート
前提条件
- Node.jsおよびnpmがインストールされていること
- kintoneアカウント
インストール
-
リポジトリをクローンします:
git clone https://github.com/rex0220/kintone_manage_space.git cd kintone_manage_space
-
依存関係をインストールします:
npm install
環境変数
.envファイルを使用する場合
プロジェクトディレクトリに .env
ファイルを作成し、kintoneの資格情報を追加します:
KINTONE_DOMAIN=your_domain
KINTONE_USERNAME=your_username
KINTONE_PASSWORD=your_password
環境変数を直接設定する場合
Windows (PowerShell)
$env:KINTONE_DOMAIN="your_domain"
$env:KINTONE_USERNAME="your_username"
$env:KINTONE_PASSWORD="your_password"
Mac (ターミナル)
export KINTONE_DOMAIN="your_domain"
export KINTONE_USERNAME="your_username"
export KINTONE_PASSWORD="your_password"
使用方法
オプション
オプション | エイリアス | 型 | 説明 |
---|---|---|---|
--domain | -d | string | kintoneのドメイン |
--username | -u | string | kintoneのユーザー名 |
--password | -p | string | kintoneのパスワード |
--envfile | -e | string | .envファイルのパス |
--spaceId | -i | string | 既存のスペースID(更新、表示、削除に必要) |
--spaceName | -s | string | スペースの名前(作成に必要) |
--fixedMember | -f | boolean | スペースのメンバー固定(デフォルト: null) |
--createAppPermission | -c | string | アプリ作成権限(EVERYONEまたはADMIN) |
--guest | -g | boolean | ゲストスペースの指定(デフォルト: false) |
--templateId | -t | string | スペースのテンプレートIDの指定 |
--action | -a | string | 操作の種類(create, update, show, delete) |
例
.envファイルを使用する場合
スペースの作成
node manage_space.js -e .env -a create -s "新しいスペース" -f true -c EVERYONE
スペース情報の表示
node manage_space.js -e .env -a show -i 123
スペースの更新
node manage_space.js -e .env -a update -i 123 -s "更新されたスペース名" -c ADMIN
スペースの削除
node manage_space.js -e .env -a delete -i 123
環境変数を直接設定する場合
スペースの作成
node manage_space.js -a create -s "新しいスペース" -f true -c EVERYONE
スペース情報の表示
node manage_space.js -a show -i 123
スペースの更新
node manage_space.js -a update -i 123 -s "更新されたスペース名" -c ADMIN
スペースの削除
node manage_space.js -a delete -i 123