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rex0220 計算式プラグインでテーブル行複写

Last updated at Posted at 2020-03-06

計算式プラグインで行複写出来ないかと相談を受けたので、やってみました。
テーブル行を追加時に、1行前の項目値を複写します。

行複写の操作例

2020-03-06_21h44_04.gif

環境

アプリ設定

テーブル内に、文字列、ドロップダウン、チェックボックスと複写制御用の文字列項目を配置します。

フォーム設定

2020-03-06_21h15_49.png

複写制御用の文字列項目

初期値を"0" にします。計算を最後にするため、テーブルの右端に配置します。
タイプは、文字列・ドロップダウン・ラジオボタンでもOKです。

2020-03-06_21h27_47.png

計算式プラグインの設定

テーブル内の複写対象項目と複写制御用項目に、計算式を設定します。

  • 「循環参照を許可」をチェックします。
  • 行複写対象の項目は、計算式を設定し「編集」をチェックします。
2020-03-06_21h20_56.png

文字列項目T1

2行目以降で、複写制御=="0" の場合、1行前の値を設定
それ以外は、自項目を設定

  • 文字列項目T1

    IF(AND(ROWNO(複写制御)>0,複写制御=="0"),

    SUBTABLE(文字列T1,ROWNO(複写制御)-1),文字列T1)

ドロップダウンT1

ドロップダウン・ラジオボタンは、文字列項目と同様です。

  • ドロップダウンT1

    IF(AND(ROWNO(複写制御)>0,複写制御=="0"),

    SUBTABLE(ドロップダウンT1,ROWNO(複写制御)-1),ドロップダウンT1)

チェックボックスT1

複数の値を持つチェックボックスや複数選択項目は、ARRAY関数で設定します。

  • チェックボックスT1

    IF(AND(ROWNO(複写制御)>0,複写制御=="0"),

    SUBTABLE(ARRAY(チェックボックスT1),ROWNO(複写制御)-1),
    ARRAY(チェックボックスT1))

複写制御

計算処理済み"1"にします。非表示をチェックします。

  • 複写制御

    "1"
1
1
0

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