kintone でエラーが発生している場合、REST API のエラーが分かりにくい場合がありますので、確認方法を紹介
概要
レコード編集画面の submit イベント処理で、エラーが発生した場合、画面が編集画面から詳細画面に遷移してしまい、エラー情報が確認できないことがあります。
ブラウザーの開発ツールの「ログを保持」をチェックすることで、前の画面のログを見ることができます。
※開発ツールの使い方は、下記を参照
kintone JavaScript カスタマイズデバッグまとめ
手順
エラーの再現性がある場合は、ブラウザーの開発ツールで、エラーを確認できます。
- 開発ツールのネットワークタブを開く
- 「ログを保持」をチェック 英語表記の場合は、「Preserve log」をチェック
※編集画面から詳細画面に画面遷移すると、通常はログが消えますが、「ログを保持」をチェックすることで、前の画面のログを見ることができます。 - 編集画面でエラーが発生するまで、「保存」を繰り返す
- エラーが発生したら、赤く表示されている処理をクリックして、プレビュータブで内容を確認
REST API でエラーになる要因
よくある要因としては、アプリの項目変更や制約条件の変更で、JavaScript カスタマイズやプラグインでエラーになります。
- アプリについて、項目の追加やフィールドコードの変更等
プラグイン再設定が必要な場合があります。 - アプリについて、必須や文字数制限などの制約について変更
既存レコードに、必須や文字数制限のチェックでエラーになるものがあると更新できません。