kintone プラグインを販売するには
最近 kintone プラグインを作るのにハマっていますが、一般的な販売ルートが無いので、販売の負担の少ない方法を考えてみました。
クラウドソーシングのランサーズで販売
お客様にプロジェクトとして、依頼してもらいプラグインを販売してみましたが、いろいろお客様側の手続きが面倒です。カスタマイズを伴う場合は、いいかもしれません。
プラグイン販売は、別の方法を検討することにしました。
VECTOR でシェアウェアとして販売
kintone カテゴリーも無いし、公開しても埋もれるだけ。
kintone ユーザは、ここでは誰も買わないだろうと思い、却下。
独自のECシステムを構築して販売
ECシステム構築は、決済関係の手続きや運用が大変そう。
苦労して作るほど、販売見込みが立たないので却下。
ダウンロード販売をサポートしているサイトで販売
知らなかったのですが、ソフトなどのデジタルコンテンツを販売できるサービスが、いつの間にかありました。
ダウンロード販売のできるサービスをまとめました
ここで、紹介されているサービスをいくつか試してみて、STORES で販売してみることにしました。
rex0220 stores
なんの飾りもなく、そっけないデザインでプラグインしか無い怪しげな店です。
それでも、無料で商品を5点まで販売できるというのが素晴らしい。
手数料は5%と、他の方法よりもかなり低額。
商品画像は説明資料の使いまわしで、商品登録にもあまり工数をかけていません。
ありがたいことに、こんなお店でも数は少ないですが、お客様にご購入していただけました。
もう少し説明を追加してもいいかもしれませんが、売れてサポートが大変になると困るし。
でもあまり売れないと寂しいので、ここに公開。
プラグインの値段について
現在、各社から提供されている有料のプラグインは、売切りと月額使用料のものがあります。
STORES でサポートしている販売形態は、売切りだけです。
プラグインの機能を独自で開発するよりは安く、5万円に設定してみました。
フィールドコード設定プラグインは、アプリ開発者しか使わないと思われますので、5千円。
まあ、相場というものも無いので、値付けは感覚的なものです。開発工数はそんなに違いません。
クラウドソーシングによるシステム開発の価格破壊が進んでいますが、アプリ毎に実装したらさすが5万円では出来ないはず?
今後のプラグイン開発について
いろいろ小物を作るのが好きなので、プラグインは暇が出来ると一気に作っています。
中身の処理は、使いまわしが効くので、作りやすいのもあります。
これから作ってみたいのは、いくつかありますが、なんとなくアイデアが出てきたらそれを優先するのでどうなるかは未定。
ユーザが欲しいものと少しギャップがあるかもしませんが、作りたいものを作れるので問題なし。
- ルックアップ関連 なんで標準機能で自動更新しない?
- 関連テーブル なんかフォーマットを指定したい
- デザインテーマ 試作版を使っていると、個人的には十分。売り物にするには、直したいところがある。
- 一覧画面で、コピペでまとめて入力したい。
- 帳票関連 CSS でなんとか形にできないかと思いましたが、設定が一般ユーザが出来なくなる
- 自動採番 MAXレコード番号だと、処理が重なるとダブル気がする。
ものによっては、プラグインではなくテンプレートになるかもしれない。