計算式プラグインで、ログインユーザーの所属組織と役職を取得します。
概要
スペース項目に、ログインユーザーの所属組織と役職を表示します。
計算式プラグイン設定
UINFO, OINFO, GINFO 関数を使用する場合は、プラグイン設定画面で「ユーザー情報」をチェック
計算式でスペース項目に文字列をセットすると、そのまま表示されます。
.js
// (sp1) SPACER
LET(
loginCode, LOGIN_CODE(), // ログインコード
orgId, UINFO(loginCode,"primaryOrganization"), // 組織id
orgName, OINFO(orgId,"name"), // 組織名
orgUsers, UINFO(OINFO(orgId,"users"),"code"), // 組織ユーザー
titles, SPLIT(OINFO(orgId,"titles"),","), // 役職リスト
userPos, INDEXOF(orgUsers,loginCode), // ユーザー位置
userTitle, ARRAY_GET(titles,userPos), // ユーザー役職
TRIM(orgName&" "&userTitle) // 組織&役職
)
- LOGIN_CODE() 関数でログインユーザーのユーザーコードを取得
- UINFO 関数でログインユーザーの優先する組織ID(primaryOrganization)を取得
- OINFO 関数で組織IDから組織名(name)を取得
- 同じく OINFO 関数で組織内のユーザーコードリスト(users)を取得し、UINFO 関数でコードリストを取得
- OINFO 関数で組織内の役職リスト(titles)を取得し、カンマで分割して配列にする
- 配列内でログインユーザーの位置を INDEXOF 関数で探し、その位置に対応する役職を ARRAY_GET 関数で取得
- 組織名とユーザーの役職を結合して、最終的な文字列を作成
UINFO 関数について
UINFO 関数は、オプションによって指定したユーザー情報を取得できます。
.js
UINFO(,"id,code,name") // ユーザーid, ユーザーコード, ユーザー名
-> ["2,user1,ユーザー1","3,user2,ユーザー2","4,user3,ユーザー3","5,user4,ユーザー4","7,user5,ユーザー5"]
UINFO("2","name") // ユーザー名
-> ["ユーザー1"]
UINFO("2","primaryOrganization") // 優先する組織ID
-> ["1"]
OINFO 関数について
OINFO 関数は、オプションによって指定した組織情報を取得できます。
.js
OINFO(,"id,code,name") // 組織id, 組織コード, 組織名
-> ["1,sales,営業部","2,dev,開発部","3,総務部,総務部","4,dev1,開発1課","5,dev2,開発2課","6,dev1-1,開発1課1係","7,dev1-2,開発1課2係","8,500,大阪支店","9,100,仙台支店"]
OINFO("1","name") // 組織名
-> ["営業部"]
OINFO("1","users") // 組織メンバー
-> ["営業太郎,yamada hanako,Alex2013,rex0220"]